活動の様子(H26)

活動の様子(H26)

全市一斉土曜授業&PTA餅つき体験

みんなで,おもちをつきました♪

 宇都宮市内で一斉に土曜授業が行われました。本校ではその3校時に恒例のPTA餅つき体験が
行われました。
 餅つき体験は,本校が推進している食農体験の一環として実施しており,サツマイモの苗植えから
収穫と共に,大切な行事です。そのうち5年生は田植えから稲刈りまで,住吉さんや木村さんなど地域の方々の協力で実施しておりますが,今回はその終着点,すなわち「加工して口に入れるまで」の一番
おいしいところです。 とはいえ,準備には前日からPTA役員や学年委員の皆様方,そして地域コーディネーターの皆様方にご協力をいただき,当日の本番に漕ぎ着けております。本格的な臼と杵による
餅つきも,皆様方の協力のおかげだと感謝いたしております。また男性の方々の参加もあり,たいへん
助かりました。

 今年も地域のボランティアの皆様,ありがとうございました。朝早くから準備ごくろうさまです。今朝の
気温は低かったですが,風がなく,日差しがあるので,だんだん暖かくなり,絶好の餅つき日和となり
ました。

  
 3時間目が始まりました。さあ,お待ちかねの餅つきタイムです。実はこのタイミングに合わせて,お米を蒸かし上げるのが難しいのです。
 1年生 2年生
  
 3年生 4年生
  

 5年生

 6年生
  
 そして臼井先生と田中先生も・・・ 
  
 (この2枚は4年生児童が撮ったものです。ナイスショットですねぇ・・・汗 )
 この後,子どもたちは教室に入り,おいしくお餅をいただきました。お代わり続出で,ほとんどの教室
では完食だったそうです。
  

 自分たちでついたお餅だよ。お味はいかが?ゆっくり味わって食べてね!

 その間,保護者の皆様方には後片付けをして待っていただきましたが,このタイミングで,
校内放送が・・・
 学校だより「くすのき」11月号で予告した,レディオベリ―で放送された番組の録音を,再度お餅を
いただいている子どもたちと,当日聞き漏らされた保護者の皆様方にために,放送しました。放送では1番のみでしたので,今日は全力で歌った6年生の校歌を2番まで,別に放送いたしました。
 アナウンサーはこの方・・・

 
  事務の池田あすか先生でした。

 去年は,下校の児童とお帰りの自動車が錯綜してしまい,少々危険を感じましたので,今年は子どもたちが下校を完了するまで,出車をお待ちいただきました。ご協力ありがとうございました。おかげで
安全に下校することができました。保護者の皆様方のご協力に感謝いたします。

 最後に本日,お手伝いいただいた地域ボランティア,コーディネーターの皆様方です。いつもありがとうございます。またよろしくお願いいたします!

  
 今年も良い天気の下,保護者の皆様,そして地域の皆様のご協力で,無事に,そして充実した土曜
公開授業になりました。
 改めまして皆様方に御礼申し上げます。

河田由里子先生が着任されました

今日からよろしくお願いします!

 2校時の業間の休み時間に,体育館で新任式が行われました。
 河田由里子(かわた ゆりこ)先生が本校に着任され,主に2年生に付いて生活や学習の支援を
担当いたします。
 河田先生は,本校に勤務される以前にも小学校での勤務の経験がある先生です。
 これからよろしくお願いいたします。
 

  

地域協議会まんじゅうづくり教室

地域協議会 親子ふれあい活動

 白沢小学校地域協議会主催の親子ふれあい活動は,昨年好評につき今年も西下ヶ橋の宇都宮市
河内農村体験交流館で,「まんじゅうつくり教室」が行われました。講師も昨年度に引き続き,東下ヶ橋の櫻井則子さんに来ていただき,協議会会員13名と,参加者16組42名の合計55名の皆様方と実施することができました。
 今日は朝からあいにくの雨です。すなわち湿度が高いので,混ぜ合わせるタレは少なめがいい
ようです。                                                              レシピはこちら(昨年の記事から)

  
 先生の説明を聞いてから,作業はじめ!
 先ずは粉を振るってタンサンと混ぜます。打ち粉を使ってしまわないようにね。
  
 タレを混ぜた生地を約30分寝かせたら,打ち粉を打って生地を丸めます。
  

 包丁で8等分して,それにあんこを包みます。

  
 さあ,それでは各テーブルで丸めていきましょう。慎重にね!
  
  
  
  
 丸め終わったら,蒸かします。ゆっくり気をつけて運んでね。
  
 蒸し器で蒸します。一度に32個を蒸すことができます。
   
 約10分で蒸し上がりました。さあ,みんなで扇ぎましょう!
  
 今年もおいしくできました。
  

 そして今年も,櫻井先生が漬けてくれたお漬物と甘いまんじゅうをいただきました。いつもありがとう
ございます。。

 今年も大変おいしくいただきました。地域の伝統食である小麦まんじゅうをこれからは皆様方がつくり,この伝統文化を守り,引き継いでいってほしいと思います。
 最後になりましたが,改めまして櫻井先生,そして地域協議会の皆様方,大変お世話になり,
ありがとうございました。 
 

お弁当の日

みんなで楽しく食べました!

 食事について親子で共に考え,子どもたちの食への関心を高め,そして感謝の心を育む機会として,平成20年度より本市の全・小中学校で始まりました。実施の日は,各地域学校園で異なりますが,ここ古里地域学校園では,10月1日(水)に続いて,古里中学校と岡本北小学校と合同で行いました。
 お弁当の日は,決してお弁当コンクールではありません。本来は子どもたちだけの手で作り,食べて,後片付けをするものです。しかし低学年では,その全てを一人で行うことはできません。そこで学年ごとの目標が下のようにまとまっています。

学年別のねらい

 学 年 ね      ら       い 
 小学校
1~2年生
 家族と一緒に献立を考え,買い物に行くことを通して,食材について関心をもてるようにすると共に,家族への感謝の気持ちを育てる。 
 小学校
3~4年生
 家族と一緒に献立を考え食材を購入することを通して,食事について関心をもてるようにするとともに,家族への感謝の気持ちを育てる。
 小学校
5~6年生
 家族と一緒にバランスのよい献立を考え,食材を購入したり,一緒に作ったりすることを通して,家族にかかわる人への感謝の気持ちを育てる。
 中学校
1~3年生
 自分の身体を考えて,栄養バランスや調理方法を工夫し,自分で作ろうとする。
 
 今朝はみんなとてもうれしそうです。登校中にもお弁当が入っているバックを見せてくれたりします。お昼の時間がいつも以上に待ち遠しいようです。

 
 さあ,待ちに待ったお弁当の時間がやってきました。全てのクラスに見せてもらいに行きました。
  
 1年1組 1年2組
  
 2年1組2年2組 
  
 3年生はランチルームで会食です。
  
 4年1組4年2組 
  
 5年1組 
  
 6年1組6年2組 

 下の階で時間を取りすぎました(汗)  上の階の高学年生ではすでに食べ終わっていた人も
いました・・・。

   
 改めまして保護者の皆様,準備から当日の作業まで,お世話になりました。学年に沿ったお手伝いはできたでしょうか?これをきっかけに,これからもお手伝いを通して,様々な体験をさせて欲しいと思います。
 ご協力,ありがとうございました。

料理クラブでラーメンをつくりました

地産地消 鮎ラーメンを作って食べました♥

 江戸時代の書物に,『奥州道中宿村大概帳(おうしゅうどうちゅう しゅくそん だいがいちょう)』というものがあります。この書物は,天保14年(1843年)に江戸幕府が,各宿場のことを調べたもので,各宿場の人口や戸数,本陣,旅籠の数,道路の広さや橋,寺社,地域の産業,特産品など,宿場の様子が詳しく書かれており,道中奉行所が使用したものと考えられています。
 それには,「白沢宿は家数71軒,うち本陣1軒,脇本陣1軒,旅籠13軒,人口369人である。白沢宿本陣は宇加地家,脇本陣は福田家が拝命していた。白沢宿の名物として鬼怒川の鮎と白沢の牛蒡(ごぼう)である。」と書かれています。
 白沢小の子どもたちは,総合的な学習や社会で,昔の白沢の様子を学習しています。食育の観点からも,昔の白沢の名物を知ってもらえればと常々思っていました。そんな話をしていましたら,昔からのお付き合いで栃木の地産地消を追及している宇都宮市内のラーメン屋さん「らぁめん厨房 どる屋」のご主人 落合泰知さんから,そういうことなら,ぜひ白沢小学校で鮎ラーメンを食べさせたいというお話をいただきました。
 江戸時代,鬼怒の清流に育まれた名物の鮎を食べて感動した,旅人の気持ちを,今の子どもたちが大好きなラーメンで味わえることができることになったわけです。そもそも鮎のラーメンなんて,皆さんも食べたことがないと思いますが,落合さんは栃木の様々な食材を使って,おいしいラーメンを作っています。
 そんな願いが通じて,料理クラブに来てくださいました。

 とちぎの食材でラーメンをつくろう
 今日の料理に使う鮎です。今年の鮎の季節はもう終わりです。
 
 45分間で鮎のスープをつくることはできないので,実はお昼前から家庭科室に来ていただき,準備を進めていただいていました。歴史の話,そして鮎の話をした後,今日の調理法の説明をします。
  
 「まず,皆さんには,鮎をさばいてもらいます。その後,フライパンで軽く火を通してから,スープを
作っている寸胴鍋に入れてもらいます」 ふむふむ・・・
 みんな真剣に聞いています。    ちなみに黒板に貼ってあるのは,珍しい「鮎のぼり」です。おもしろいですね!
 
 では,鮎のさばき方の実演です。はさみを使って頭を切り落とし,そこから腹にかけてはさみを入れ,内臓を指で取り出します。
 みんなできる・・・? 見ている私の方が心配になってきました。
  
 さあ,みなさん,では始めましょう! さあ,どうぞ!!
 えっ! あぁ すごい。 手際がいいです!
  
 ためらいがほとんどありません。 みんな,やったことあるの??
  

 落合さんも以前に何校かこのような指導をしたことがあるそうですが,手際が良くておどろいたとのことでした。そして普通「気持ち悪い・・・」なんていう言葉が必ず出るそうですが,そういう言葉がなかったことは,素晴らしいとおっしゃってました。
 魚をさばいてみて,どうですか?と聞いたら,「普段のお母さんの苦労が分かりました。」という発言。   感心しました。

 
 次にフライパンで焼いてから,スープに入れます。
  
  ここをこうして・・・
 次に持参したマイどんぶりにスープを注ぎます。うわー でっかい鍋!
  
 麺を振りザルに入れてゆでて,さっさっをお湯を切り,そうっとどんぶりへ。
  
 麺をどんぶりに入れたらスープをなじませ,麺を整え・・・
                              
  最後に具を乗せて・・・
  
 ジャ~ン!! 完成です。美味そう・・・
 
 さあ,麺が伸びてしまいますので,できた人から召し上がれ!
 味はどうですか?
  
  

 魚の味,だめかも?という人がいたようですが,大丈夫だったというか,美味しくみんな完食しました。 中には,お代わりをした人も。
 持久走大会の後だから,さらにおいしく食べられたようです。

 最後は,後片付けです。最後までしっかりとやりましょう。

  

 ちょっと型破りな料理クラブの活動だったと思いますが,プロの料理人から直接教われる機会は,貴重な体験だったのではないでしょうか。そして昔の白沢の名物をこういう形で知ることができたのも面白
かったのではないかと思います。
 「歌は世につれ,世は歌につれ」という言葉がありますが,名物であるよい食材は世に連れてずっと
残っていくものです。よい伝統文化を継承しながら,新たな世界を切り拓いていってほしいものです。


 落合さん,そして関係者の皆様方,本日は白沢小学校の子どもたちのためにお忙しい中,おいで
いただき誠にありがとうございました。
 また機会がありましたら,よろしくお願い申しあげます。