活動の様子(H26)

活動の様子(H26)

長なわ練習

寒さを吹き飛ばせ!!
 2月12日に行われる長なわ大会に向けて,はじめての縦割り班練習が始まりました。各クラスで長なわで遊びながら,早くたくさん跳ぶ練習をしてきましたが,今日,本番に合わせた縦割り班での練習を始めました。
 もうすぐ雨が降り出す前のとても寒い日でしたが,降り出したら終り!とのことで2校時業間で行いました。校庭は少し湿った状態でしたが,かえってほこりは立たないコンディションでした。

 

 寒い日でしたが,風はありませんでした。
  
 練習の成果が出てますね。
  
 先生もなわを回して,タイミングを調整します。
  
 赤い帽子の1年生も,とても上手です。
  
 幸いにも練習中には,雨は降りだしませんでした。体が温まりました!

 

租税教室

税の大切さを学習しました
 私たちが納める税は,なぜ必要なの? 何にどのように使われてるの?こんな素朴な疑問に答えてくださるための租税教室がありました。このことを学ぶために,宇都宮税務署が中心となって行っている租税教室を,今年も6年生を対象に,実施していただきました。


 あれ? 今日の講師の先生は・・・確か・・・ そうです。白澤宿薬研坂のところにある「後藤豊吉商店」のご主人です。学校の給食の食材でもお世話になっております。今日は税務署と一緒に租税教育を進めている栃木県法人会からの講師というお立ち場でいらしてくださいました。ほか栃木法人会からお二人の講師の先生がいらっしゃいました。

 
 まず,もし税金が無くなったらという仮定の世界を描いたアニメを見せていただきました。(税金がなくなったら,消費税もなくなるのでいいんじゃない?)と思った人は,いたかな?でも,税金の大切さ,分かりましたね。
 
 
 この仮説の世界では,本来,警察・消防・役所が行うような仕事に対して,利用者が料金を支払うことになっています。なので,お金を直接払わないと,ゴミは収集してもらえない。道路や橋は修理してもらえない。警察や救急・消防も料金制で,お金がない人は警察に犯罪捜査や救急車をお願いできない。そのうち自分の土地を通る人に対して,勝手に通行量を徴取する個人が出てくる始末。楽しいアニメだったけど,良く分かりましたよね。
 子どもたちにも,税金の果たしている役割が,よく理解できたようです。 

 次に町で見かけるいろいろな施設やものが,税金で行われているものと,そうでないものに分けてもらいました。
 
 
 おかげ様で,非常に分かりやすく税金の大切さを学ぶことができました。
 また地域の身近な方に教えていただき,とても理解が進んだと思います。
本日は,ありがとうございました。

2学期後半のスタートです

冬休み明けの朝会
松の内も昨日の7日までと気持ちを切り替えて,寒く引き締まった新春の空気の中を,白い息を吐きながらみんな元気に登校してきました。
 「1年の計は元旦にあり」ですので,なかよしタイム(2校時目の休み時間)に,体育館で朝会をしました。集会委員会の児童の先導により,全校児童の元気で大きなあいさつが響き渡ります。みんなとても元気です。

 
  全校児童には,こんな話をしました。
 「最近,みんなの間では,何かうまくいかない時とか予想どおりにならない時って,それは全て妖怪のせいなんだって?・・・子どもたちは笑いながらうなずいています。たとえば,朝寒くて布団から出られないのは,妖怪「布団もぐり」とか,起きたとしてもすぐにコタツに入ってしまうのは,妖怪「こたつこいこい」とか,お家の人の言われてもなかなかできないのは,妖怪「いまやる」っていうのがいるそうだね?と聞くと,新しい妖怪の名前にみんな大はしゃぎです。
 でも,そういう妖怪はどこに住んでいるのかなと考えてみると,それは私たちの心の中に住んでいますね。でもそんな妖怪に操られているのは嫌だね。
やっつけたいですよね。でもね,それをやっつけられるのは先生でも,おまわりさんでも,お家の人ではなく,それが住んでいる君たち自身なんですよ。じゃあそういう妖怪をみんなで退治するために,これから平成27年の「めあて」を立て,規則正しい生活をしていこうね!」
 と話をしたら,大きな6年生もフムフムとうなずいてくれました。
 

 古来,日本人は身の回りで何か不吉なこと,説明できないことが起きると,それは妖怪の仕業だとしてきました。怪我をすれば「かまいたち」,暗い夜道を歩くと「ぶるぶる」,川で溺れると「河童」が悪さをしたのだと言われました。
 民俗学者の小松和彦先生は
 「私たちは,何の説明も出来ない事象の中に放り出されたら生きてはいけません。文化を持っている以上,考えて,そして説明したがる。だから現代から見たら,何の説明にもなっていないと思われるかもしれませんが,説明出来ない不思議な現象なり、起きてしまった悲しい事態を、狐や狸、河童や天狗のせいだと説明することによって,宙づりにされた心を落ち着かせ,その事態を諦められるという面があったのだと思います。」 とおっしゃってます。


 しかし今の妖怪ブームでは,自己の努力が不足していたり,素直になれない言動や行動をとってしまうことを,妖怪という第三者に責任転嫁しています。ここが従来の妖怪との関係と異なる点です。私たちが理解できない自然現象を説明する異界の存在ではなく,いわゆる子どもたちの心の中に潜んでいる影のようなもの,すなわち「本当はやればできること」「実際はだめ,いけないこと」というのを分かっていながら,新たな妖怪を登場させて,仮想の世界で楽しんでいる,いわば「あるあるネタ」の共感的な笑いなのだと思います。


 そうだとすれば,「妖怪のせい?」で子どもたちがうまく事を運べないとき,ひとつの方法として,大人としては子どもを注意するのではなく,取り憑いている妖怪の方を注意してみるというのも良いかもしれません。注意される子どもも嫌でしょうが,注意する大人もエネルギーを使い嫌なものです。そんな時,こみ上げるモヤモヤ感をひとまず飲み込んで,「あれぇ~ あなたの頭の上にはわすれん帽がいるわよぉ~」とか,「ふうむ・・・どうやら,ひとまか仙人に取り憑かれてしまったようだね」などの話かけを指導のきっかけにすれば,大人としても冷静に対応できるのではないでしょうか?
 世間のブームに迎合するわけではないのですが,現在の子どもの文化にも多少アンテナを広げておくという意識も必要だと思います。


 次に学習指導主任から,お話がありました。

   学習の心構えとして,テストや授業でやった問題を間違えたままにしないということです。間違え直しを必ず行い,自分から「なるほど」「分かった!」と思うことはとても大切です。学力を広い意味でとらえると,「自ら学び自ら考える」力などの「生きる力」の育成ということになります。つまづいたところを自分で認識して,自分のものにするということは,ただ単に勉強ができるようにするということではなく,自主性を育むということです。指示待ちでなく,自主的に問題を解決していく力は,社会に出てからも「生きる力」として,重要な要素の一つだと思います。

 最後に養護教諭からインフルエンザの予防についてお話がありました。

 
 宇都宮市内でインフルエンザが流行しており,注意報が発令されました。
そこで ①うがい,手洗いを忘れず,しっかりと時間をかけて行う。
     ②睡眠・栄養をしっかりとって,丈夫な体をつくる。
     ③人混みをなるべくさけ,マスク等の予防に心がける。
という3点を確認しました。

 今年度も,残りあと2か月となりました。まとめの時期です。健康で明るい学校生活を過ごしていきましょう。

平成27年になりました

本年もよろしくお願いいたします


 新年,明けましておめでとうございます。今年はひつじ年です。ひつじは優しくまたは弱い動物に例えられますが,たくさんの群れをなして生活していることから、家族の安泰を示しているといわれています。学校にもたくさんの子どもたちがいますので、未年は学校にも安泰を与えてくれる年になって欲しいと思います。そんな願いをするために,今年も初日の出は絶対白髭神社と決めていました。昨年は彗星の観察のために,午前5時には着いていましたが,今年は初日の出だけを見るので,昨年より少々ゆっくりめに家を出ました。
 宇都宮市の日の出時刻は,6時52分25秒です。なので6時過ぎについて着いていればいいかな?と思って家を出ました。すると,どんどん明るくなっていきます。このような日の出のすぐ前の空が薄明るい時のことを薄明(はくめい)と言います。日の入りのすぐ後の薄暗い時も同じです。英語でいうと、
トワイライト(twilight)です。
 常用薄明(電気をつけないで活動できる明るさ)は,日の出前約30分(日の入り後30分)ですので,午前6時32分には,かなり明るくなっているということです。日の出時刻は分かっていて十分間に合うのですが,東の空が明るくなると気持ちが焦ってきます。
 

 

 白髭神社につくと,まだ誰も来ていませんでした。皆さん,日の出の時刻を調べていて,間に合うように来るようです。カメラを出して,三脚にセットしました。
太陽が出る場所は,あの右の高い高圧鉄塔のちょっと左の方です。

 

 少しずつ皆さんも集まってきました。いつも家族で初日の出を見に来ている甲部の6年生に,今年もお会いすることができました。そして今年は,お囃子体験教室でいつもお世話になっている住吉 晴さんにもお会できました。晴さんは毎朝,宿の水車がゴミで回らなくならないように,水路のゴミさらいをしてくださっています。今日はその仕事の前にいらっしゃったようです。 
 

 さあ地平線近くの雲が黄金色に輝いてきました。昨年は雲はなかったのですが,すこし「もや」がかかっていました。カラスも日の出を見に来たのかな?

 
 「もや」がかかっていない分,空気が澄んでいて,強烈な朝日です。
                        (太陽の明かりに引っ張られて,まわりは暗くなってしまいました・・・)
 
 

 今年は昨年と違って,低い所に雲があり,それがとてもきれいでした。空気が澄んでいる分,光が強烈で丸い太陽は撮れませんでした。
 
 その一年で最初のお日さまに,今年も白沢小学校の児童の皆さんの健康と安全,そして地域の皆様と学校の繁栄と安全をお祈りしました。

 初日の出を浴びて,赤く輝く白沢小学校がとてもきれいでした。今年も子どもたちをやさしく見守ってくださいね。

 
 今年もよろしくお願いいたします。

2学期前半が終了しました

いよいよ明日から冬休みです!

 平成26年,2014年もあと6日となりました。子どもたちは生活に学習にがんばり,みんな元気に成長した年でした。皆様方にとって今年はどんな1年でしたか?
 今日は2学期前半が終了する日です。明日から来年1月7日(水)まで13日間の冬休みに入るので,その前に体育館で朝会を行いました。子どもたちには,「今年をふり返りましょう」というお話をしました。 ふり返るというと,反省するというイメージがあり,間違ったり失敗してしまったりというマイナスな面が
注目されがちですが,良かったところにも目を向けることが大切だと思います。こうした振り返りをする
ということは,私たち自身の思考を強化し,学習や心の成長を促進するという効果があるそうです。
 例えば旅行には3回の楽しみがあると言われています。一つは計画の楽しみ,一つは旅行中の楽しみ,そしてもう一つは,旅行後の「振り返り」の楽しみです。ここの景色がきれいだったとか,ここの道は接続が良かったとか,またここには行けなかったので次の機会には,こうして行ってみようとか,楽し
かった体験から将来の展望を立てられる,あるいは希望をもつことができればいいなあと思いました。
 1年の計は元旦に有り。来年のめあてを立てるために,今年のふりかえりを年末の一家団欒で,そんなお話しをしてくださるとうれしいです。
 

  

 次に児童指導主任の細越先生から,冬休みの過ごし方についてお話がありました。みんなで大きな声でキーワードを言いましたね。復習しましょう。
  1. 早寝・早起き・朝ごはん ⇒ 規則正しい生活をしましょう!
  2. 交通安全 ⇒ 特に自転車の乗り方については注意しましょう!
  3. 不審者に注意 ⇒ 知らない人について行かない,知らない人の車に乗らない。
                                        何かあったら大声で助けを求める!
 

以上のことに気をつけて,楽しく,有意義な冬休みにしてください。


 来年の学校の始まりは1月8日(水)です。
 
 また元気にお会いしましょう。