児童の活動(平成25年度)

活動の様子(H25)

5年生が稲刈をしました

おかげ様で豊かに実りました!

 今年の5月20日に住吉さん,木村さん,そしてPTAの皆さんにお世話になって植えたイネが成長し,127日目(3,048時間後)に稲刈りを迎えました。
 当日の朝に自宅を出る頃,少し雨が降っていて,小さな水たまりができ始めていました。市街地中心部をぬけて北上し,環状線を越えて海道小付近に来ると,道路の濡れ方が少なくなり,白沢小の学区に入った途端,道路は乾いていました。しかし白沢でも早朝,さあ~っと降りましたが,すぐに止んでしまったとのこと。でもこれなら,稲刈りに支障は無さそうです。
 おかげさまで予定どおり稲刈りが行われました。(天佑我に有りですね)

 早朝から子どもたちの集合場所や脱穀体験場所確保のため,住吉さんがコンバインで一部刈り取っていてくださいました。

 
 PTA会長さんからご挨拶をいただいた後,田植え以来ずっと管理をしてくださった住吉さんから稲刈りの説明を受けました。
  
  
 住吉さんの刈り取り方の実演です。 それから,木村さんから千歯こきと 
  
 足踏み脱穀機と 動力脱穀機の使い方を教わりました。
 さて,稲刈りの始まりです。最初は,おっかなびっくりの及び腰で,慎重に(と言うよりは戸惑いながら)
1人片手で3束を刈り取っていきます。
  
 刈り取った3束をそれぞれの脱穀機のところに行き,自分たちで脱穀します。
  
  

 最初は,時間内にこの量を刈り取るができるのかな?と少し心配しましたが,慣れていくにつれ上手になり,手際の良いこと!びっくりしました。 
 

 そして最後にみんなで落穂ひろいです。全て鳥のエサにしてしまうのはもったいないので,拾い集め
ましたが,比較的落ちていませんでした。ということは,刈り取り方が上手だったのかな?
 

  

 皆さん,お疲れさまでした。農道に腰掛けて,家から持参した水稲で直会(なおらい)です。
慣れない(生まれて初めて!?)の仕事でちょっと疲れたけど,「お米ってこうしてできるんだ。」という感想が聞かれました。
 

  
 

 食べ物を作るということは,大変なことですね。お米は八十八の手間がかかると言われていますが(※)まだこれから後,乾燥・籾すりをして,精米してから炊飯し,ようやく私たちの口に入るのです。このように体験してくると,お米一粒でも粗末にできませんね。「ごちそう様でした」という感謝の気持ちが,自然と湧いてくることを実感できたと思います。 
 

 末文になりましたが,今年もたくさんの収穫をすることができ,子どもたちは一人一人様々なことを考えることができたと思います。学校の中だけでは学習できない貴重な体験をさせていただき,本当にありがとうございました。
 これも住吉様,木村様,そしてPTA会長をはじめ皆様方のご協力の賜物を深く感謝いたしております。

【※ 米という漢字を分解すると八十八になることから,米づくりは昔から88の手間がかかると言われています。しかし実際には,もっとたくさんの手間がかかるそうです。】   

中秋の名月

今年のもうひとつの天文ショー?

 今年の「十五夜」つまり中秋の名月は,今日9月19日(木)です。中秋の名月とは,旧暦の8月15日に出る月のことです。15日の夜なので十五夜と呼ばれています。旧暦とは月の満ち欠けを中心とした
暦のことで,日本では明治6年から太陽を元にした新暦になっています。(白沢っ子なら,明治6年と
いうとピンときますね。そうです,白沢小学校ができた年ですね。)

 旧暦は今の日付と比べて約1ヶ月ほど遅れています。これは月の動きだけで暦を作ると,1ヶ月が
約29.5日となります。これですと今の1ヶ月の30日や31日よりちょっと短いので,これでカレンダーを
つくると,1年が364日で終わってしまいます。これが続いていくと,月と季節がどんどんずれていってしまうので,3年に1回くらいの割合で「閏月(うるうつき)」という月を入れて調整していました。ですから江戸時代ではたとえば5月の次は6月にならず,閏5月なんていう月があったのです。新暦には閏月がありませんので,旧暦でみるとだいたい1ヶ月くらい遅れるということなのです。


 というようなことを書いていましたら,職員室の先生方から「月が出てきましたよ」と教えていただき
ました。見ると白沢小学校の東側の竹やぶの上に,まんまるのお月さまが顔を出していました。

 
 

 今日の月の出は,午後5時21分(宇都宮)でした。
 完全な満月となる時間は,午後8時13分。その時の月齢は13.9(新月から数えて13.9日目) 
南中時刻 午後11時36分(真南になる時刻)です。
 

 今年のもうひとつの天文ショーというのは,中秋の名月(十五夜)と満月が同じ日であるとうことです。そう聞くと,「えっ!十五夜っていつも満月なのでは?」と思われますが,上記のように1ヶ月が29.5日と半端だったり,月が地球を回る軌道が楕円であったりすることにより,新月から満月まで13.8日から15.8日とばらつきがあるのです。平均すると新月から満月までは14.8日だそうです。
 このように,中秋の名月は旧暦の8月15日と決まっていますが,月の満ち欠けがばらつくため,毎年,中秋の名月と満月が一致しないのです。今年はそれがぴったりと一致しましたが,次に一致するのはなんと8年後の2021年!東京オリンピックが終わった翌年ということになります。


 ずいぶん先のことですねぇ・・・ その頃,みんなは何をしているのかな?

 
 午後8時の月です。満月中の満月です。

【地域トピックス】古里中学校の秋季大運動会

昨年に引き続き,2年連続は珍しい!!

 古里中学校の秋季大運動会が開催され,光栄にも
ご招待をいただきましたので,出席させていただきま
した。当日は台風18号が接近中とのことでしたが,
晴天の爽やかな秋空の下,午前8時30分の号砲と
共に開会式が始まりました。

 平成25年度 秋季大運動会プログラム
 細やかな指示を受けなくても,自分たちからきびきびと行動している様は,さすが中学生です。非常に頼もしく思いました。
 古里中学校の運動会は,各学年縦割りに赤団,緑団,黄団,青団の4色に編成され,各色対抗で競技が進められます。毎年,各色のマスコットや応援の方法など
特色があり,それを見るのも楽しみのひとつです。
各色のシャツを着ている生徒が応援団です。
 
 
 昨年度の6年生,今の1年生はがんばっているかな?ついつい目がいってしまします。入場門には
団体競技「巻き起こせ!古中旋風!」のため,1年生全員が集合しています。
 
 懐かしい面々,しかしみんな中学生らしいハツラツさと,精悍さが増して,頼もしく感じられました。
(みんな成長したなぁ~)
 
 そして2年生の団体競技の応援を,1年生が協力して応援しています。
 (あれ,そろそろ1年生の個人競技,徒競走の集合ですよ。入場門に行かないと・・・)
 
 また運営にも1年生が活躍していました。先生や上級生と一緒に審判団を務める1年生。 
 (真剣に審判という重要な任務を遂行しているので,お~い,がんばってるか~い!と声をかけるのをこらえて・・・)
 
 秋晴れの素晴らしい天気の下で開催できたこと,改めましておめでとうございました。そしてはつらつと健やかに成長してる,白沢っ子の活躍を間近に見ることができ,本当に感動いたしました。
 
 
 中学校の先生方,そして保護者,地域の皆様方に御礼申し上げます。

サツマイモの花が咲きました!

昨年に引き続き,2年連続は珍しい!!

今日の昼休みのこと。
  1年生とアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)を採集していた時,ここのところ学校農園に行ってない
なあと思い,サツマイモ畑を見てみたら,なんとサツマイモの花が咲いていました。200本のうち,
たった1株でした。

 
 ちょっと見ると,アサガオのような色と形をしています。それもそのはず。サツマイモはヒルガオ科の植物で,アサガオと同じ仲間なのです。
  
 実は,白沢小学校では昨年度も咲いていたのです。その時の写真がコレ↓
  
 たくさん花芽を持っていました。あまりにも珍しいので先端部分を切って来て先生方にも見ていただきました。さらに水盤に活けて校長室に置いたり,玄関に置いたりして,来校者の皆様方にも見ていただきました。最後にはこんなにたくさん咲きました。
  
 話には聞いていましたが,その時初めて見ました。調べてみると,沖縄のような暑い地方では普通に咲くらしく,なんと黒い種もできるとか・・・。
 それならばと,沖縄県読谷村(よみたんそん)の歴史資料館に勤める友人に聞くと,「そんなの見たことないよ」って。 「え!?} だって図鑑にはそう出ていたんだけどなぁ~。
 それならそれで十分です。かなり!珍しい!!ことなので,満足してこのHPで皆さんに紹介しましょうと思ったのですが,なんか心に引っかかるので,もっと調べてみることにしました。

 サツマイモは鈍感な短日性の植物であり,花芽ができるためには長期間,短日条件下(日が短い
条件)に置かれなくてはなりません。具体的には昼間の時間が11時間以下にならないと花芽が形成
しないのだそうです。しかし本州では日が短くなって秋も深まる頃には気温が下がってしまい,花は咲くことができないのです。
 【もっと知りたい人のために】
  サツマイモ属(Ipomoea)とアサガオ属(Pharbitis)は極めて近縁で、最近は、これら2属を分けずに、サツマイモ属に統一する
  意見が強い。互いに近縁種であるため、サツマイモとアサガオは容易に接木することができる。サツマイモをアサガオに接木
  して暗処理すると、サツマイモは容易に花を咲かせる。
  このことは、短日処理を受けたアサガオの葉で花成を誘導する物質が作られ、これが接木を介してサツマイモに輸送されて、
  サツマイモの花成を誘導することを示唆する。このことは、さらに、サツマイモが鈍感な短日植物であるのは、花成誘導物質に
  対する感受性が低いためではなく、花成誘導物質の生産量が少ないためであること
を示唆している。
                『アサガオの生理学』から転載  
http://www.sc.niigata-u.ac.jp/biologyindex/wada/p13/p13-2-1.html
 となると,なおさらサツマイモがこの地方で,単独で花を咲かせるということは,まれなことなんだなあ
と思います。


 でも,近頃ずいぶんと日が短くなってきたなあ~って思いますが,あれっ?今頃の日長は11時間を
切るほど短かったかな?
 国立天文台のデータから宇都宮市の日の出,日の入を調べ,Excelで日長を算出したのが下の表
です。9月13日を黄色く塗りました。すると,あれ?

 日の出・日の入りデータ表.pdf
 やはり,9月13日頃ですと,日長はまだ12時間31分もあり,サツマイモの花芽が分化する条件に達していません。サクラが間違えて,暖かい冬に咲いたなんてニュースを時折聞きますが,これもそんな不定期な花なんですね。
 

 それでは,去年の花はいつ咲いたのでしょうか?日付を調べてみると,10月25日でした。去年の宇都宮市の日の出,日の入から日長を,同じ国立天文台のデータから計算してみると,(ピンクで塗ったところ)10時間55分であり,11時間を5分切っていました。そうすると去年の花は,きちんとその条件下で咲いたことになります。だから3株も咲いて,そのうえたくさん花芽を持ったのだと思いました。
 

 そうこうしているうちに,先ほどの沖縄の友人からまた電話がかかってきました。農家の人に聞いて
もらったら,沖縄ではやはりサツマイモの花は普通に咲くそうです。その話のよると,沖縄ではもう今の時期,サツマイモの収穫の季節を迎えていて,花が咲くまでイモを畑に植えていないとのこと。
なぁ~るほど!それじゃ,花は見ることはできないですよね。
逆に「えっ!本土では花が咲かないの!!」って驚かれたとか。
 
 
 そうしてみると,この時期にサツマイモの花が北関東で咲くということは,やはりかなり珍しいということが分かりました。
 

 そこで,予想です。今年もとても暑い日が続きましたね。このような気候が10月下旬まで続けば,またたくさんのサツマイモの花が咲くかも???
 昨年度の実績と上の表から大胆に推測すると,白沢小サツマイモの開花は,
今年も10月25日(金)!!  さあ,当たるか外れるか。 乞うご期待!

1学期後半のスタートです

みんな元気な顔がうれしいです!

 36日間の夏休みが終わり,ひっそりとしていた学校に子どもたちの元気な声と笑顔がかえって
きました。朝,通学路に出て,子どもたちとあいさつをしましたが,大きな怪我や事故もなく,元気な
みんなと再会できることが何よりです。
 2校時と3校時の業間の「なかよしタイム」に朝会を行いましたが,それに先立ち着任式を行い
ました。産前休暇で夏休み中にお休みに入った3年2組の今井久恵先生に代わり,後任となる
田中章仁先生の着任式を行いました。明るく元気な先生で,前任校でも特別支援や習熟度別学習の実績があります。  これからも白沢っ子をよろしくお願いいたします。

  

 その後,1学期後半のスタートにあたっての朝会を行いました。1年生から6年生まで並ぶ全校児童の顔,ひとりひとりを見るとちょっと見ない間に,成長したなぁと思いました。身長も伸びたようですし,顔つきも休み疲れた様子もなく,何かを得たような凛々しさを感じました。
 夏休みの生活をふり返り,これから10月11日(金)の1学期の終業式に向けて,新たに「めあて」を
立て,それぞれの学年の前半をふり返り,学習や生活のしめくくりの時期となりました。生活のリズムを整え,また元気に生活していきましょうとお話しをしました。
 

 まだまだ暑い日は続きそうです。健康管理も引き続き行いながら,意欲的に学業に取り組めるよう
指導・支援を行っていきたいと考えております。

親子奉仕作業&親善球技大会

親子での作業・スポーツ,いい汗かきました。

 夏休み期間中の最後の日曜日,PTA行事である親子奉仕作業と親善球技大会が行われました。
当日は朝から雲が多く,一時雨の予報が出ていましたが,日差しもないので気温はさほど高くなく,
快適な作業環境でした。
 今年から古里地域学校園協議会の呼びかけで,PTA会員のみならず地域から広く草刈ボランティアを呼びかけ,本校には15名もの地域の方々が早朝より応運に駆けつけてくださいました。また今年も
お父さんの参加も多く,家族全員で参加くださったご家庭も多く,当日は200名を超す皆さんに校庭の清掃活動をしていただきました。

  
 早朝から皆さん熱心に取り組んでくださっています。
  
 子どもたちも一生懸命に働いています。
  
  
 動力草刈り機もたくさん来てくださり,おかげで非常に早く済みました。
 
 二宮先生もさっぱりとした様子です。
 「これで蚊に刺されず,明るいところで勉強できるわい・・・」
 
 およそ1時間でこのとおりです。清々しいですね。ありがとうございました。 
  
 終了後は,冷たいジュースが配られました。そして今年は,なんとかき氷も。たくさん働いてくれた
子どもたちにご褒美です。
 来週30日(金)から,また学校が始まります。子どもたちが体育や休み時間に使う前に,その前に
このように校庭を整備していただき,本当にありがとうございました。改めまして感謝申し上げます。
 
 そして午後9時30分から,恒例の親善球技大会が体育館で開催されました。奉仕作業が終了した後待っていたかのように雨が降り,空気がひんやりとしました。冷房のない体育館もとても過ごしやすく,快適に行うことができました。球技大会は支部毎にチームをつくり,ソフトバレーボールで行います。
 
  
 開会式,準備体操の後,4コートに分かれ,試合開始です。その後順位別に3コートに分かれて,順位決定戦が行われました。
  
  
 運営もスムーズで,たくさんの試合が効率的に進行していきます。施設保体部会の皆様,大変ご苦労さまでした。
 今回の優勝は,和久チーム。納涼祭盆踊り大会に引き続き,こちらでも優勝でした。
 
 第2位は,稚ヶ坂第1チーム。
 
 そして第3位は教職員チームでした。
    (すみません。校長は3位に全く貢献していません。第一,作業ズボンだし・・・)
 
 ご家族での参加,そしてお父さんの参加が多く,とてもにぎやかな大会となりました。それというのも
支部の活動が素晴らしく,宇都宮市内でもこれだけ活発で和やかに活動しているところは少ないと
思います。子どもたちも応援をしながら,行儀よく過ごしていたことに改めて感心し,これも支部の地域教育力のおかげであり,白沢パワーの原動力の秘密はこれなんだなぁと思いました。地域の団結は
一朝一夕では出来上がらず,長年地域の先輩方が育んできた貴重な宝物です。これからもこの支部での活動を大切にし,未来にはばたく白沢っ子の活動をご支援くださいまようお願い申し上げます。
 本日は早朝より,大変ありがとうございました。(PTA役員の方々は,その後の役員会までご参加
いただき,本当にお疲れさまでした。感謝申し上げます。)

イネの開花 発見!

そんなに珍しいものではないのですが,見る機会は少ないですよ。

 立秋も過ぎたというのに,毎日暑い日が続いていますね。皆さんお変わりありませんか。夏休みも
あと2週間足らずとなりましたが,宿題や生活のめあては順調に進んでいますか?
 夏休みの学校は,白沢っ子たちの元気な声は聞こえず,元気なのはセミの鳴き声だけで,ちょっと
さびしい気がします。

 
 校内の見回りをして戻ってきたら,「白沢バケツ田んぼ」のイネの穂先が白くなっていました。イネの花が咲いています。5月20日に5年生が田植えをしたとき,余った苗をいただき,バケツに植えておいたものです。
 
 小学校の頃,夏休みの宿題で,イネの花の観察に失敗したことを思い出しました。イネの花は,草花の花びらのようなものではなく,籾が花弁の代わりとなっていて,籾が割れて中からおしべが出てくるのです。しかしすぐに閉じてしまいますが,白いおしべは外に出たままなので,開花の後でも白く見えるのです。
 これももう閉じた後なんだろうなぁ~とふと腕時計を見ると,午前9時30分。おや,これはもしかすると・・・と思って良く見ると,       花が咲いてました!【矢印】
 
 手持ちのコンパクトカメラで撮ったので,少々見づらいのですが,籾がパカッと割れて中からおしべが出ているのが分かりますか?
 午前9時から10時ころに咲くと言われていますが,まさにそのとおりでした。穂の中にはまだ咲いていない籾もありましたので,まだこれから少しの間,観察することができます。
 夏休みの観察で興味がある人は,午前9時までに学校に来てください。一緒に観察しましょう。次回は1眼レフカメラで,連続写真を撮ろうと思っております。成功したら,また皆さんにお見せいたしますね。

納涼祭が開催されました

 学校は25日の木曜日から夏休みに入りましたが,ここ白沢では,この納涼祭が始まらなくては,
夏本番という感じがしません。今年も保護者や地域の皆さんによる納涼祭が白沢小学校の校庭で
開催されました。

  
 早朝から暑い日差しが照りつける中,PTA会長や役員の皆様のテキパキとした指示の下,やぐら台
設営は主に男性,テント設営は女性も入っての分担により,どんどん準備が進んでいきます。午前6時から始まった作業は,午前8時過ぎには保護者や地域の皆様方のおかげで終了しました。例年より
早く準備作業が完了したのは,多くの男性の保護者の方々が来てくださったことに加え,毎回来てくださっている多くの方々が準備作業に慣れてきたからだと思います。これは,地域の方々による地域の
お祭りがきちんと継承されている証拠であり,古い歴史と伝統文化が今でも守り伝えられている,この白沢ならではのことです。
 
 これと並行して進められていたバザーの準備も完了し,午後4時からランチルームで開催しました。
子どもたちもお小遣いでお買い物。
  
 同時に屋外テントで,支部や地域の方々の販売も始まりました。浴衣を着た子どもたちが夏祭りの
雰囲気を盛り上げます。
  
 昨年度はひどい雷雨で,体育館に避難する間もなく中止となって しまいました。今年は急な雨の場合の対処法を良く検討しながらも雨が降らないようにと祈ってたのですが・・・。
 
 黒い雨雲と雷雨が近づいてきて,残念ながら今年も屋外での開催ができなくなり,仕方なく会場を
体育館に移して続行しました。 
 
 最初は「白沢音頭」です。各支部ごとに輪になって踊りました。運動会でも踊りましたので,みんな上手です。保護者や地域の方々も一緒に輪になって踊ります。
 

 しかし,問題はこの後に行われる予定の「日光和楽踊り」です。前に座っている地域の審査員の方々により,上手な支部3団体に商品が出ます。それに向けて各支部では踊りを練習してきました。
日光和楽踊りは,お囃子会の皆様の生演奏なのですが,雨で楽器が濡れてしまうので,会の皆様が
学校に来ることができないのです。
 

 でも雨が小降りになった合間を縫って,お囃子会の皆様方と歌い手の方々が来てくれました。
さあ,日光和楽踊りの始まりです。

  
 お囃子の生演奏なんて豪華ですね。素晴らしいです。
  
 合間の休憩のときには,みんなでお囃子会の皆様のお囃子を鑑賞しました。
 
 続いて「子どもの主張」のコーナーです。小学生が自分の好きなことや将来の夢などを大きな声で発表します。
  
 (宿題反対~!とか小遣い増やせ~!!とかあるのかな?なんて思っていたのですが,朗らかな
  内容でホッとしました。) 

 そして最後に「白沢音頭」をみんなで踊り,いよいよ今年の優秀支部の発表です。
 
 今年は,1位;白沢甲部,2位;白沢南,3位;和久という結果となりPTA会長から記念品をいただき
ました。しかしどこの支部も大人も子どもたちも一緒になって,楽しむことができました。
  
 今年も雨に降られてしまいましたが,体育館で楽しく過ごすことができました。これも地域の皆様方のご協力があるからこそです。
 
 
 関係者の皆様方ありがとうございました。おかげさまで親も子も,とても楽しい夏の思い出の1ページとなりました。

1学期前半終了

いよいよ明日から夏休みです!
 

 明日から8月29日(木)まで36日間,待ちに待った夏休みに入ります。そこで,1学期前半のふり返りのためと,夏休みの過ごし方についてお話しをするため,2時間目の休み時間に朝会を行いました。
  細やかな内容につきましては,担任の先生から子どもたちにいろいろな機会を通じて指導をして
おりますが,私から全体的な確認の意味で,お話しをいたしました。
 新学期が始まり,進級して約3ヶ月が過ぎたところですが,みんな本当に学年相応の立派な白沢っ子になりました。特に5・6年生は,先生方と一緒になって,白沢小学校を牽引していく立派な上学年生になりました。学習とそれ以外の様々な学校の仕事を委員会活動や,縦割り班や登下校班において下級生の面倒を見るなど,立派にこなしている姿は非常に頼もしく思います。また1年生も小学校という新たな環境で落ちついて学習や生活をすることができ,またたくさんの仲良しの友達と,上級生のお兄さんやお姉さんを目標にがんばっている姿を見ると本当にうれしくなります。もちろん,2年・3年・4年生の皆さんも白沢小学校の児童として,伸び伸びと健やかに成長していると思います。
  明日からの夏休みでは,そんな1学期前半をふり返り,また普段できないことにも挑戦しながら,
次の3つのことを意識して有意義な36日間にしてください。
 
 まず第1に,予定表や日課表をつくり,計画的に生活してください。明日からは生活の中心が学校
から家庭になります。皆さんの家では学校のチャイムは鳴りませんから,自分で時計を見ながら時間を守り計画的に生活してください。
 

 第2に,漢字や計算の復習を何回も行いましょう。前の学年のドリルもやってみてください。特に2年生以上は「九九」の暗唱をして,完璧に覚えてください。「九九」は大人になってからずっと一生使って
いくものです。基礎・基本をしっかりと身に付けましょう。


 第3に,正しい言葉づかいとあいさつをしましょう。近所の大人の人や学童の先生と話をするときも,「です・ます」をつけた,ていねいな言葉づかいをしてください。また,あいさつをしましょう。朝起きて
から,家族と「おはよう」とあいさつができてますか?今日からあいさつの合言葉は

 「自分からあいさつ1日5回以上」
 
 以上の3つを心がけて,楽しく有意義な夏休みにしてください。と朝会でお話しをしました。詳しくは
担任から夏休みの過ごし方に係わるプリントを配布しておりますので,ご確認ください。


 今年も担任からこのプリントを配布いたしました。このところの異常気象をストップさせるのも,私たちの少しずつの取り組みが大切です。住みやすい地球を子どもたちが生きる未来にに残すためにも,
この夏,ご家庭で「ストップ温暖化アクション」の取り組みをよろしくお願いします。
 夏休みが終わりましたら,記入した用紙を担任にお戻しください。学校でまとめて提出いたします。
よろしくお願いいたします。

 
”とちぎ発”ストップ温暖化アクション
 夏休みが終わって,登校する日は,
8月30日(金)です。  陽に焼けた元気な顔を見せてくださいね。

紅白玉入れ用の玉作りボランティアさん

毎年,運動会で行われている人気種目である『紅白玉入れ』ですが,近年この紅白玉が痛んできていました。特に中に小豆が入っているものは,手触りは最高なのですが,長年の間に虫に食われるなどして,布が破れてきてます。
 競技開始前には,安全及び衛生の観点から必ずチェックを行い,そのような玉を取り除いてきましたが,そのため今年はずいぶん減ってしまい,運動会でのPTA玉入れでは,拾って投げる玉がない状態となってしまいました。
【下の写真は,今年のPTA玉入れの様子です。拾える玉が地面に少ないことが分かります】

 
 そこで,地域協議会のコーディネーターさんのご尽力により,紅白玉作りボランティアとして,地域の方々に7月22日(月)~24日(水)の3日間,学校に来ていただいて制作していただくこととなりました。
  
  
  今回は,3日間のうちいつでも参加は自由で,家庭科ボランティアもされている方もいれば,今回初めて参加の方もいらっしゃいました。
  また,今回学校には来られなくても,家で玉つくりができる在宅ボランティアを新たに立ち上げ,この皆様にもお世話になりました。
  おかげ様で,目標個数に到達し,たくさんの紅白玉ができあがりました。これらの玉に囲まれた来年の玉入れが待ち遠しいです。ご協力いただきました皆様,本当にありがとうございました。

家庭科学習支援ボランティアさん

おかげさまで裁縫が上手になりました

  今年も,地域の学校支援ボランティアの皆さんに学校に来ていただき,たくさんの子どもたち,そして教職員も大変お世話になっております。今回は,5年生が裁縫を教えていただきました。
 友だちのお母さんや地域の皆様に,それこそ「手取り,足取り」で指導していただき,コツがつかめたようです。

  
 4本の手を使って・・・ 反対側から教えるのは結構難しいのです
  
 ここは,こうやって。こうですか? 先生も一緒に教わりながら・・・

 さらなる皆様方の特技を「可能な時」に「可能な範囲で」街の先生として,活かしていただければと思います。
 これからもよろしくお願いいたします。

水泳学習支援ボランティアさん

みんなが水泳大好き&上達しました!

6月11日(火)にプール開きを行いましたが,水温がなかなか上昇せず,翌週にようやく入れるように
なりました。今年も,地域の水泳学習支援ボランティアの菊地 勲さんに学校に来ていただき,たくさんの子どもたち,そして教職員も大変お世話になっております。今回は,3年生がご指導いただいております。

  

 先生のご都合のよい日にご支援いただいており,単学級の4年生と6年生もお世話になっております。昨年度たくさんご支援いただいた5年生は特に菊地先生が大好きで「水が怖くなくなった。」 「伏し浮きから前に進めるようになった。」など,子どもたちの声を聞きますと確実に上達していることがわかり
ます。
 今年も暑い中,ほんとうにありがとうございます。
 これからもよろしくお願いいたします。

救急蘇生法研修

  プール指導も本格的なシーズンとなりました。あってはならないことですが,万が一の事態に備え,
今年も宇都宮市消防署河内分署の方々をお招きし,子どもたちが下校した放課後,図書室で研修を
行ないました。「だいじょうぶだろう」,「そんなことは起きないはず」という意識とつい持ちがちになりますが,こういったことを排除する意味で,毎年,繰り返し行うことが重要です。

 
 まず,救急隊員の方の模範を見せていただきます。乳首を結んだ中間点付近を両手を添え上半身の重みを加えて,胸郭が5cmくらい沈む様,リズミカルに圧迫します。リズムは1分間に100回程度の
速さで行います。
 
 それでは全員でやってみましょう。 
  
  

 これを救急隊が到着する7~8分間,休むことなくずっと行い続けます。思ったより疲れる動作です
ので,何人か交代して行うことが重要です。
 心臓が止まって,脳への血流が3分間停止すると,脳の機能は正常には回復しません。心臓が止まっている間,胸骨圧迫(心臓マッサージ)で酸素を脳や臓器に送り続けることは,脳に障害を残さないようにするため、心臓が再び動き出すまで重要な措置です。 
 

  次にAED(自動体外式除細動器)の使い方です。

 

  心臓マッサージは続けたまま,AEDを付けることが重要です。機械が自動的にやり方を話してくれますので,それに従って操作します。

 

 サッカーファンの方々なら,まだ記憶が新しいと思いますが,平成23年8月4日,松本山雅FCの松田直樹選手が、練習中に急に倒れ、34歳の若さでそのまま帰らぬ人となりました。Jリーグが開幕した
年に、横浜マリノスに入り、横浜Fマリノスではキャプテンも務め、「ミスターマリノス」とサポーターたちに愛されてきた選手でした。練習場所だった公園にAEDが設置されていなかったことは、大きな課題を
残しました。
 
 
 心臓突然死が起るのは成人だけではありません。特に子どもに多いのが心臓震盪(しんぞうしんとう)です。心臓震盪は、30歳までに多く、特に胸壁のやわらかい子どもに起こりやすい症状です。
 胸部に衝撃が加わった時に、心臓のリズムが崩れ、心臓の痙攣、つまり「心室細動」が起きます。心臓震盪は外傷が無くても、軽く当たっても起ります。ただ当たった勢いやショックで倒れたように見えるかもしれませんが、非常に危険な状態なのです。
 野球やソフトボールの球が胸にあたった時の事故例がほとんどですが、空手の正拳突き、サッカーやバスケットボールを胸で受けた時、子供同士のふざけあいなどでも起こった事例があります。
 

 
 そんなとき,私たちは冷静に事態を見極め,一刻も早く処置をすることが重要です。万が一の事態は,学校ばかりでなく,地域や出先などでも起こりえます。このような訓練によって,いざという時にはすぐに対処できるよう心掛けています。

ちなみに,本校のAEDはどこにあるか,ご存じですか?
正解はこちら⇒ AED

サツマイモの苗を植えました

収穫の秋が楽しみ???

 学校の南東側,プールの北側にあるなかよし教材園で,1年生から4年生までがサツマイモ(ベニアヅマ)の苗を植えました。運動会前の忙しい時期でしたが,食育学習の一環で,食べ物を育てて口に入るまでを実際に体験します。
 5年生は近くの水田で田植えから稲刈り,そして餅つきまで。6年生は校内の農園で同じようにイモ植えから収穫までジャガイモで体験します。

 もう何年も行っているので,2年生以上は慣れたものです。1年生は初めてながらとても上手に植えることができました。この写真は2年生の苗植えの様子です。畝づくりをしてから,3週間。少しずつ雑草が生えてきました。この機会に草取りもやってくれました。ありがとう。

  
  

 今年の春先も天候不順で,5月の連休に遅霜が降りました。別の畑で先行試験で植えていたサツマイモの新芽が,全部枯れてしまいました(涙)。そこで,十分に気温が上がってから植えることにしました。
(その後,枯れた苗を掘り出してみると,白い根が出ていたので,そのまま植えておきます。きっと2番芽が出てくるでしょう。期待して見守っています。)


 本校では,食育と農業体験を一体的に行う食農教育という観点から,「人間の口に入る食べ物はすべて生き物である。大切に育て,そして収穫し,最後にはその命を食べる。」すなわち「いただきます」はその生命と,私たちの口に入るまでの多くの人たちの努力に対する感謝の気持ちだということを,このような作業をとおして感じてほしいと思っております。

 

 秋には,みんな1本ずつ収穫できるよう,大切に育てていきたいと思います。

早く大きくなあれ!

5年生が田植えをしました


早く大きくなあれ!

毎年,食育学習の一環で,5年生が稲作りの体験学習を行います。今年も白沢南の水田で田植えの体験を行いました。

 最初にPTA会長,そして住吉荘介さんからご挨拶をいただきました。

  
 早速,住吉さんから田植えの方法について教わりました。
 「苗はね。たくさん株が分かれるから,3~4本でいいんだよ。」
  
 なぁるほど。良くわかりました。では実際に植えてみましょう。
  
 わぁ~ 泥で足がぬるぬるする。気持ちいい~!!
  
 南から1組 北から2組
 前進しながら植えてきます。植えた苗を踏まないようにね。
 

最後にPTAの方々が手直しをしてくださいました。ありがとうございます。

 

今年も住吉荘介様,木村秀男様,そしてPTA会長をはじめ執行部役員の皆様,お忙しいところご協力いただきまして,ありがとうございました。
 おかげ様で天候にも恵まれ,無事に田植えが済みました。大きくなって収穫するのは,夏休みが終わっての秋のことです。早く大きくなあれ。
 稲刈りが待ち遠しいです。

非常災害発生時児童引渡し訓練

お休みの日,保護者・地域の皆様ありがとうございました

  昨年度より,年度当初の土曜授業の一環として,児童引き渡し訓練を実施してきました。これは,
東日本大震災の実例から,市の方針として震度5強以上の地震があったときには,子どもたちの安全確保のため,保護者等の方々がお迎えに車で学校から帰さずにお預かりすることになっております。
そして確実に引き渡しができるよう,保護者や地域の皆様方と連携して訓練を行っております。今年度の訓練では昨年度の反省に基づき,物品・書類の持ち出しや,スムーズな引き渡しができるよう,教職員でさらなる検討を加え実施しました。

  
 今回の想定では,大地震が発生し,各教室の机の下などに一時避難しましたが,校舎が大きな被害
を受け中に留まることが危険と判断したので,担任の引率により全員校庭に避難し,緊急連絡メール
により学校にお迎えに来た保護者に引き渡すという内容でした。
  

 子どもたちが南側を向いて整列する理由は,校舎から一直線状に避難してきた方向で並ぶ方が早いことと,火災や倒壊する母校を見ながらの整列は心が動揺してできないだろうとの判断からです。
 
 子どもたちの引き取りには事前に登録いただいた保護者等の方々に限られます。混乱に乗じた連れ去りや誘拐等の犯罪防止と,ご家庭内でのお迎えの約束事を確認していただくためで,違う方が2回
お迎えに行ったり,逆に誰かがお迎えにいったつもりで,だれも迎えに行けなかったという混乱を防止するためです。今回も地震発生時に電信柱や建物・石塀等の倒壊,道路・橋の崩壊により,自動車では迎えに来られないことを想定して,徒歩でのご協力をいただきました。また,子どもたちと一緒に歩いていただくことにより,子どもの視線からの危険個所を保護者の方々にも認識していただく意味をあり
ました。
 お休みの日に,お父さんや家族全員で参加していただいた方もとても多く,学校の意図をお汲み
いただき,ありがたく感じております。

 

  また,今回はさらに多くの地域防犯組織,地域ボランティアの皆様方にご参加をいただきまして,誠にありがとうございました。普段から皆様方に見守られていることを,この機会に子どもたちや保護者の皆様方に認識していただきたく,ご紹介させていただきました。たいへんありがとうございました。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

離任式

先生方,お世話になりました

 「会うは別れの始めなり」ということわざがありますが,今日そのような日がやって来てしまいました。いつかはお別れしなくてはならないと分かっているのですが,いざこのような時を迎えると,本当に
悲しい気持ちになります。
  先生方はいつも子どもたちに寄り添い,毎日一緒に生活をしながら,時には喜び,時には悲しみ,
時には注意されたり,ほめられたり・・・ 今となっては本当に楽しい思い出です。
  白沢小学校から異動されましても,この歴史と文化そして人間味豊かなこの地で勤務されたことを胸に,お元気に過ごされてください。そしてたまには白沢小学校にお寄りいただき,成長した子ども
たちにお会いして,また励ましていただきたく思います。
 
 どうかお元気で。またどこかでお会いできることを楽しみにしております。

 
  
   
 【皆様,涙顔ですのでこれ以上のアップはご勘弁をとのことでした。あしからず】


 副校長   大出 綾子先生    本校勤務4年 峰小学校副校長へ
 
 教務主任 石塚千鶴子先生 本校勤務3年 定年退職

 教 諭   印南 千明先生  本校勤務5年 国本中央小学校へ

 事務主事 小川 令子先生  本校勤務2年9ヶ月 宇都宮市教委へ
(小川先生は離任式当日は勤務の都合で出席できませんでした。皆様方にくれぐれもよろしくとのことでした。)

入学式

ようこそ39人の新入生!

例年より早く咲き始め,入学式には散ってしまうのではないかと心配していた桜の花も,先週の火・水・土曜日に降った雨により,気温が20℃以下に下がり,しかし花は散ることなく,がんばって新入生を迎えてくれました。
  39名の新入生の皆さん,そして保護者の皆様。ご入学おめでとうございます。2年から6年までの全児童そして全教職員も,皆さんの入学を首を長くしてお待ちしていました。早く学校に慣れて,みんなと一緒に楽しい学校生活が送れますように,温かくお迎えいたします。

  
  
 
  

 最後になりましたが,PTA会長をはじめ地域のご来賓の皆様,本日は大変ありがとうございました。これから,全教職員一丸となって白沢小学校272名の児童をお預かりし,よく学び考え,思いやりがある,たくましい白沢っ子を育んでまいります。ご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成25年度 新任式・始業式

平成25年度のスタートです。今年の冬はきびしい寒さでした。3月に入ってから急に春めいて,全国から例年よりも早い桜の開花の便りが伝えられてきました。入学式まで桜の花はもつのか・・・心配です。
  本日,体育館において新任式と始業式を行いました。まず始業式に先立ち,新しく白沢小学校に
赴任された先生方の新任式です。

  
  副校長   小森悦子先生    城山中央小学校より
  教務主任 江川 靖先生     清原南小学校より
  教 諭   永嶌政宏先生    埼玉県上尾市立今泉小学校より
  事務主事 池田あすか先生 西が岡小学校より
以上,4名の先生が着任されました。今日からよろしくお願いいたします。
 続いて,始業式を行いました。 
  

 各学年代表から今年度の「めあて」の発表がありました。それぞれ自分の今年の目標がしっかりと
述べられており,がんばろうという意欲が感じられる立派な発表でした。また,6年生が発表する低学年の児童に対し,マイクの位置調整と演壇の中に隠れている踏み台を出してあげます。上級生の下級生に対する本校の伝統的な優しさを感じ,頼もしく感じました。

 

  始業式のお話しは,「思いやりの心を持とう」「元気にあいさつをしよう」「自分で考え,安全な生活を
しよう」の3点でした。


 最後に学習指導主任と生活指導主任の先生から今年度の「めあて」やがんばることのお話しをいただきました。

  

  さあ,平成25年度「白沢丸」の出航です。新年度の大海原にみんなで元気に力を合わせて出発しましょう。

職員会議

今年度の学校課題解決のための実践的の推進
平成25年度 現職教育計画より

 学校の教職員は,学校教育目標達成のための実践的・現実的な課題解決に取り組むことにより,
専門的な知識・技術・資質の向上を図るとともに,教職員としての自覚と連帯感を深め,職業意識や
勤労意欲を増進することに努めています。これらの目的を達成するため研修会に参加したり,学校
の課題を解決するための実践的研修を日々行なっています。
 

 今年度の白沢小学校の学校課題は昨年度に引き続き,『安全意識を高め,よりよい生活ができる
児童の育成』という研究主題で,副題として,「~正しい予測力・判断力・行動力の向上をめざして~」
とし,子どもたちの安全について研究・実践していくことにしました。

 子どもの安全は大人が守ることは基本的で重要なことです。これまでも皆様方のご協力により学校,
家庭,地域が互いに連携しながら,子どもたちの安全を守る取り組みを推進してまいりました。しかし
子どもたち自らが,自分の身の周りに存在する危険について意識を高めるともに,危険を回避する
ための実践的態度を育成することも,重要なのではないかと考えました。子どもたちひとりひとりが
危険予測能力や危険回避能力を高める具体的な取り組みを推進していくことが本校の課題として
求められていると思います。

 そこで本校が目指す児童像として
 (1)起こりうる危険を正しく予測できる子
    ⇒安全マップの作成,危険予測・回避能力の育成,日常的な安全指導
 (2)直面する危険に対して正しく判断できる子
    ⇒安全マップの作成,身近な例を用いた児童集会の実施,
 (3)自他の安全を考えて最善の行動がとれる子
    ⇒基本的な生活習慣の定着,規範意識の高揚,ケガを回避する運動指導
  
発達
段階
 起こりうる危険を正しく
 予測できる子
 直面する危険に対して正しく
判断できる子
 自他の安全を考えて最善の
行動がとれる子
低学年 身の回りに潜む危険に気付く
ことができる。
 危険を回避するためのきまりや約束
を守ろうとする。
 危険がせまったとき,近くの大人に
知らせ,指示にしたがうことができる。 
中学年 様々な場面で起こる危険に
気付くことができる。
 危険を回避するにはどうしたらよ
いか,きまりや約束をもとに考える
ことができる。
 危険が迫ったとき,周囲に状況を伝え,自ら安全な行動をとることができる。
高学年 様々な場面で起こりうる危険
を予測することができる。  
 きけんを回避するためのよりよい方法
を状況に応じて考えることができる。  
 危険が迫ったとき,身近な人々とともに,状況に応じた適切な行動をとることが
できる。
   上記を達成するための具体的な取り組みは以下のとおりです。
 (1)発達段階に応じた日常的な安全指導の充実
  ・安全に関するアンケートの実施と分析
  ・基本的な生活習慣や規範意識の高揚に関する指導の工夫
(2)安全教育の実施
  ・避難訓練,交通安全教室,自転車免許などの学校行事の実施
  ・ふり返りカードの活用
(3)危険予測能力・危険回避能力を育てる学習の構築
  ・学級活動や各教科,道徳における安全教育の実施
(4)けがや危険を回避できる運動指導の実施
  ・体育の授業における自己防衛のための基礎的な動きづくり・体力づくり
  ・調整力や瞬発力等の「動的バランス」の育成 
(5)児童会を活かした安全集会の実施と委員会組織を活かした安全意識向上
  ・全校集会など,ねらいに応じた安全集会の実施
  ・各委員会の特色を活かしたスローガン・ポスターづくり
(6)安心・安全マップの作成と活用
  ・子どもたちの視点から危険個所,危険予測箇所の洗い出しと視覚化
(7)安全意識を促す環境の整備
  ・学校施設,設備の安全点検,整備の実施
  ・安全意識向上のための掲示物の工夫
(8)学校・家庭・地域・関係機関などと連携した安全教育の実践
  ・教職員,保護者,地域ボランティアによる登下校見守り・安全点検
  ・地域の人的教育力との連携を図った各種避難訓練の実施
 今年度は,このような方針で進めてまいりますので,皆様方のご理解
とご協力をよろしくお願い申し上げます。