活動の様子(H26)

活動の様子(H26)

卒業証書授与式

49名の卒業生の前途を祝します
3月19日(木)は,朝からあいにくの雨模様でしたが,しっとりとした春雨で,水溜りができるほどの降りではありませんでした。朝の気温は約10℃と決して寒すぎるということはなく,また日中は降り止む時間帯もあり,しっとりとした空気に包まれていました。今日のような良き日に雨は嫌われがちですが,雨が降った後は土地が固く締まり,良い状態になるという「雨降って地固まる」ということわざにあやかり,吉兆だと思いました。
 
 
 卒業生の皆さん,卒業おめでとうございます。卒業証書を授与した後,式辞の中で「思いやりのある,心豊かな人になってください。」「チャレンジ精神をもち,最後まであきらめない人になってください。」という二つのお願いをしました。地域の皆様方とのつながりを一生の宝として,そして人間性豊かな人として,自分自身に打ち克ち,粘り強く挑戦し続ける人になってほしいと思います。
 
   

 
 保護者の皆様方には改めましてお祝い申し上げます。この6年間の子どもたちの健やかな成長は,家庭という暖かで安心な基盤があったからこそです。教職員一同うれしく思います。またご多忙中のところ,教育委員会,市議会議長様をはじめ,日頃より子どもたちや学校を見守ってくださった地域の来賓の方々のご臨席を賜り,ありがとうございました。
 
 
 
 卒業生の皆さん,中学校でもよく学び,よく考える白沢っ子として頑張ってください。卒業生の皆さん,中学校でもよく学び,よく考える白沢っ子として頑張ってください。在校生も応援しています。

パンジーの植え付け作業&交通指導員さん感謝の会

お世話になり、ありがとうございました
  三寒四温の寒い日の合間,風は少し冷たかったですが,日差しはとても穏やかな今日,白楊会と福寿会の皆様方が,卒業式に合わせて学校の花壇を花いっぱいにするためのお手伝いに,ご来校くださいました。

 まずプランターに3~4株づつ植えていただきました。カラフルになるように,色を分けて植えてくださいました。
 
 次に花壇に生えはじめたホトケノザやオランダミミナグサといった雑草を摘み取ってくださいました。これから大きくなり前に取ってしまいます。
 
 最後にプランターに入りきらなかったパンジーを校舎前の花壇に補植してくださいました。とても大きな株で,花壇が一挙に華やかになりました。
 
 最後に会議室で休憩していっていただきました。白沢小学校出身の方々が多く,昔の白沢小学校の興味深いお話を伺うことができました。大変お世話になり,ありがとうございました。

 
 そして今日はその後の下校時に「交通指導員さん感謝の会」を開催しました。集団下校で全校児童が集合し,集会委員の子どもたちが進行します。大森節子指導員さん,そして池田美知恵指導員さんにお越しいただきました。小嶋由美子指導員さんは,都合により欠席でした。

 最初に交通安全○×クイズを行いました。子どもたちはクイズが大好きです。交通ルールやマナーに関する問題を楽しく学習することができました。
 
 次にお花と感謝の手紙の贈呈です。感謝の手紙は日頃お世話になっている登校班の班長さんが,なかよしタイムや昼休みに,班員のところに行って書いてもらいました。一人一人がそれぞれの指導員さん宛に感謝の気持ちを込めて書きました。
 
 そして最後にお一人ずつ,お話をいただきました。
  
 

 交通指導員さんにおかれましては,毎日毎日,暑い日も寒い日も,晴れの日も雨の日も,子どもたちの安全を見守り,そしてご指導いただき,本当にありがとうございます。おかげで大きな事故もなく安全に登下校いたしております。

 これからも健康に留意されまして,白沢小学校の児童の安全をご指導くださいますよう,よろしくお願いいたします。

エコキャップ運動

ペットボトルキャップを回収しました
  環境学習の一環で,保護者や地域の皆様方にご協力いただいておりますPETボトルキャップですが,おかげ様でたくさん集まりました。1学期の分につきましては,先生方で河内総合福祉センターに届けました。今回は,2学期に集まった分について,子どもたちが届けに行きました。
 ペット(PET)ボトルのキャップは,ゴミとして焼却してしまうのではなく,再資源化を促進することで,焼却時に出る二酸化炭素の発生を抑制し,環境改善を促進することができます。そしてさらにキャップの再資源化を進めているNPO法人が,これを売却した利益でワクチンを世界中の子どもたちに贈る活動を行っているそうです。
 私たちのほんのちょっとした小さな心がけが,環境負荷の低減と社会福祉の貢献に寄与することができるわけです。

 昇降口前の収集コーナーで,大きな袋にまとめます。今回は全部で4袋になりました。
  
 6年生7名が,河内総合福祉センターに提出に行き,受領証をいただいてきました。
  
 そして今回は,昨年度河内地区で運行を始めた地域内交通システム「さぎ草河内号」を,初めて利用させていただきました。本校も利用施設の登録をしておりますので,いつか利用させていただく機会はないか,考えていたところでした。子どもたちだけの利用はできませんので,先生が一人引率として同行しました。また地域内での用事がありましたら,活用したいと思っております。
  
 
 帰ってからの環境委員会の6年生です。全員「さぎ草河内号」初体験だったそうで,ニッコニコです。これを見ていた数名の下級生から「あぁ!いいなあぁ!ぼくも環境委員会になりたい!」 だって・・・。
 動機はともあれ,やるき満々の白沢っ子です!
         ※PET ⇒ Polyethylene terephthalate(チレン レフタレート)の略です。

第5回避難訓練

今回は事前の予告なしの訓練です
 避難訓練も,火災,地震,不審者,竜巻,そして業間のプチ避難訓練に次いで,今年度はこれで5回目となります。その間,すばやく安全に,しかも落ち着いて行えるように訓練をしてきました。今回は,それらを総合した訓練となりました。地震はいつも先生方が近くにいる時に起きるとは限りません。そこで今回は2校時業間の休み時間に,地震が起き,その後給食室から出火という想定です。ポイントは
 ① 先生方がいなくても地震が起きたら「物が落ちてこない,倒れてこない,    移動してこない場所」にうづくまること。
 ② 近くに先生がいるとは限らないので,放送を良く聞くこと。

 地震後,火災が発生した場合,放送を聞かないと避難経路が判断できません。そして避難後,どこに集合するのかも放送を聞いて行動します。
 これらのことは学校に限らず,街などに出かけている時でも全く同じです。

 さて当日,2校時業間です。普段通りの休み時間になるはずでしたが・・・
 地震発生です。放送が流れます。校庭や教室にいる児童ははたしてどんな行動をとったのでしょうか。

  
 図書室でも校庭でも,安全な場所で身を低くして身を守ります。

 そして放送がありました。給食室から出火です。ということは,給食室前の廊下や1階トイレ付近は通れません。どこを通れば安全なのかを判断します。

  
 火災発生なので,ハンカチなどで口や鼻を押え,1階階段を通らずに南校舎に避難してきます。そして普段は使わない非常階段の出入り口の鍵を自分たちで開けて,通行します。

  

  

  
  
 校庭に全員避難集合しました。時間は3分23秒で合格でした。しかし放送途中で動き始めたり,避難途中で笑顔が見えたりなど,少し真剣みに欠ける行動が見られたことは残念でした。
 ひとつしかない自分の命を守るための訓練です。これから振り返りを行っていざという時に戸惑わないよう,普段からの心構えづくりをしっかりやっていきましょう。

児童集会

長なわ大会をしました
  冬になってからクラスごとに少しずつ練習を行い,縦割り班で何度か重ねて今日が「長なわ大会」の当日になりました。寒い日でしたが,それを吹き飛ばすようにみんな元気で,無事に終了できました。
 長なわ大会は,1年生から6年生までの縦割り班で3分間で何回跳べるかの競技です。ルールは,3分間のスピード長なわで,途中で引っかかってもその後続けて数え,3分間で跳んだ通算回数とします。跳び方は自由,なわは子どもたちで回します。大きな目的としては,上級生が下級生を励ましながらみんなで協力して活動しようとする態度を養うことです。 
 運営は児童会の体育委員会の子どもたちが行いました。  

  
 場所は自由です。なるべくデコボコのない場所を選んでやりましょう。 さあ,スタートです!
  
 低学年の時には,ゆっくりまわすなど,上級生はしっかり配慮してます。
  
 さあ,もう少しです。みんながんばって!
  
 3分たちました。跳ぶのをやめて,みんなで数えた回数を班長が報告します。
各班の記録を集計します。 集計作業の後,発表と表彰です。
成績は  1位  1+16班;138回,
       2位  4+19班;133回,
       3位 12+13班;132回でした。  ~~みんなで拍手!!~~
  
 表彰も児童会で行いました。 賞状も児童会の子どもたちの手作りです。
 1位の班長;本田君,2位の班長;吉田君,3位の班長;山田君です。
  
 閉会式です。みんながんばりました。そして企画から進行,セリフ,話し方,動き,役割分担,そして賞状つくりまで,担当の先生と一緒に準備を進めてきた体育委員会の皆さんもごくろうさまでした。とってもいい集会でした。
 寒い日でしたが,体も心もポッカポカになりました♪♪♪

長なわ練習

寒さを吹き飛ばせ!!
 2月12日に行われる長なわ大会に向けて,はじめての縦割り班練習が始まりました。各クラスで長なわで遊びながら,早くたくさん跳ぶ練習をしてきましたが,今日,本番に合わせた縦割り班での練習を始めました。
 もうすぐ雨が降り出す前のとても寒い日でしたが,降り出したら終り!とのことで2校時業間で行いました。校庭は少し湿った状態でしたが,かえってほこりは立たないコンディションでした。

 

 寒い日でしたが,風はありませんでした。
  
 練習の成果が出てますね。
  
 先生もなわを回して,タイミングを調整します。
  
 赤い帽子の1年生も,とても上手です。
  
 幸いにも練習中には,雨は降りだしませんでした。体が温まりました!

 

租税教室

税の大切さを学習しました
 私たちが納める税は,なぜ必要なの? 何にどのように使われてるの?こんな素朴な疑問に答えてくださるための租税教室がありました。このことを学ぶために,宇都宮税務署が中心となって行っている租税教室を,今年も6年生を対象に,実施していただきました。


 あれ? 今日の講師の先生は・・・確か・・・ そうです。白澤宿薬研坂のところにある「後藤豊吉商店」のご主人です。学校の給食の食材でもお世話になっております。今日は税務署と一緒に租税教育を進めている栃木県法人会からの講師というお立ち場でいらしてくださいました。ほか栃木法人会からお二人の講師の先生がいらっしゃいました。

 
 まず,もし税金が無くなったらという仮定の世界を描いたアニメを見せていただきました。(税金がなくなったら,消費税もなくなるのでいいんじゃない?)と思った人は,いたかな?でも,税金の大切さ,分かりましたね。
 
 
 この仮説の世界では,本来,警察・消防・役所が行うような仕事に対して,利用者が料金を支払うことになっています。なので,お金を直接払わないと,ゴミは収集してもらえない。道路や橋は修理してもらえない。警察や救急・消防も料金制で,お金がない人は警察に犯罪捜査や救急車をお願いできない。そのうち自分の土地を通る人に対して,勝手に通行量を徴取する個人が出てくる始末。楽しいアニメだったけど,良く分かりましたよね。
 子どもたちにも,税金の果たしている役割が,よく理解できたようです。 

 次に町で見かけるいろいろな施設やものが,税金で行われているものと,そうでないものに分けてもらいました。
 
 
 おかげ様で,非常に分かりやすく税金の大切さを学ぶことができました。
 また地域の身近な方に教えていただき,とても理解が進んだと思います。
本日は,ありがとうございました。

2学期後半のスタートです

冬休み明けの朝会
松の内も昨日の7日までと気持ちを切り替えて,寒く引き締まった新春の空気の中を,白い息を吐きながらみんな元気に登校してきました。
 「1年の計は元旦にあり」ですので,なかよしタイム(2校時目の休み時間)に,体育館で朝会をしました。集会委員会の児童の先導により,全校児童の元気で大きなあいさつが響き渡ります。みんなとても元気です。

 
  全校児童には,こんな話をしました。
 「最近,みんなの間では,何かうまくいかない時とか予想どおりにならない時って,それは全て妖怪のせいなんだって?・・・子どもたちは笑いながらうなずいています。たとえば,朝寒くて布団から出られないのは,妖怪「布団もぐり」とか,起きたとしてもすぐにコタツに入ってしまうのは,妖怪「こたつこいこい」とか,お家の人の言われてもなかなかできないのは,妖怪「いまやる」っていうのがいるそうだね?と聞くと,新しい妖怪の名前にみんな大はしゃぎです。
 でも,そういう妖怪はどこに住んでいるのかなと考えてみると,それは私たちの心の中に住んでいますね。でもそんな妖怪に操られているのは嫌だね。
やっつけたいですよね。でもね,それをやっつけられるのは先生でも,おまわりさんでも,お家の人ではなく,それが住んでいる君たち自身なんですよ。じゃあそういう妖怪をみんなで退治するために,これから平成27年の「めあて」を立て,規則正しい生活をしていこうね!」
 と話をしたら,大きな6年生もフムフムとうなずいてくれました。
 

 古来,日本人は身の回りで何か不吉なこと,説明できないことが起きると,それは妖怪の仕業だとしてきました。怪我をすれば「かまいたち」,暗い夜道を歩くと「ぶるぶる」,川で溺れると「河童」が悪さをしたのだと言われました。
 民俗学者の小松和彦先生は
 「私たちは,何の説明も出来ない事象の中に放り出されたら生きてはいけません。文化を持っている以上,考えて,そして説明したがる。だから現代から見たら,何の説明にもなっていないと思われるかもしれませんが,説明出来ない不思議な現象なり、起きてしまった悲しい事態を、狐や狸、河童や天狗のせいだと説明することによって,宙づりにされた心を落ち着かせ,その事態を諦められるという面があったのだと思います。」 とおっしゃってます。


 しかし今の妖怪ブームでは,自己の努力が不足していたり,素直になれない言動や行動をとってしまうことを,妖怪という第三者に責任転嫁しています。ここが従来の妖怪との関係と異なる点です。私たちが理解できない自然現象を説明する異界の存在ではなく,いわゆる子どもたちの心の中に潜んでいる影のようなもの,すなわち「本当はやればできること」「実際はだめ,いけないこと」というのを分かっていながら,新たな妖怪を登場させて,仮想の世界で楽しんでいる,いわば「あるあるネタ」の共感的な笑いなのだと思います。


 そうだとすれば,「妖怪のせい?」で子どもたちがうまく事を運べないとき,ひとつの方法として,大人としては子どもを注意するのではなく,取り憑いている妖怪の方を注意してみるというのも良いかもしれません。注意される子どもも嫌でしょうが,注意する大人もエネルギーを使い嫌なものです。そんな時,こみ上げるモヤモヤ感をひとまず飲み込んで,「あれぇ~ あなたの頭の上にはわすれん帽がいるわよぉ~」とか,「ふうむ・・・どうやら,ひとまか仙人に取り憑かれてしまったようだね」などの話かけを指導のきっかけにすれば,大人としても冷静に対応できるのではないでしょうか?
 世間のブームに迎合するわけではないのですが,現在の子どもの文化にも多少アンテナを広げておくという意識も必要だと思います。


 次に学習指導主任から,お話がありました。

   学習の心構えとして,テストや授業でやった問題を間違えたままにしないということです。間違え直しを必ず行い,自分から「なるほど」「分かった!」と思うことはとても大切です。学力を広い意味でとらえると,「自ら学び自ら考える」力などの「生きる力」の育成ということになります。つまづいたところを自分で認識して,自分のものにするということは,ただ単に勉強ができるようにするということではなく,自主性を育むということです。指示待ちでなく,自主的に問題を解決していく力は,社会に出てからも「生きる力」として,重要な要素の一つだと思います。

 最後に養護教諭からインフルエンザの予防についてお話がありました。

 
 宇都宮市内でインフルエンザが流行しており,注意報が発令されました。
そこで ①うがい,手洗いを忘れず,しっかりと時間をかけて行う。
     ②睡眠・栄養をしっかりとって,丈夫な体をつくる。
     ③人混みをなるべくさけ,マスク等の予防に心がける。
という3点を確認しました。

 今年度も,残りあと2か月となりました。まとめの時期です。健康で明るい学校生活を過ごしていきましょう。

平成27年になりました

本年もよろしくお願いいたします


 新年,明けましておめでとうございます。今年はひつじ年です。ひつじは優しくまたは弱い動物に例えられますが,たくさんの群れをなして生活していることから、家族の安泰を示しているといわれています。学校にもたくさんの子どもたちがいますので、未年は学校にも安泰を与えてくれる年になって欲しいと思います。そんな願いをするために,今年も初日の出は絶対白髭神社と決めていました。昨年は彗星の観察のために,午前5時には着いていましたが,今年は初日の出だけを見るので,昨年より少々ゆっくりめに家を出ました。
 宇都宮市の日の出時刻は,6時52分25秒です。なので6時過ぎについて着いていればいいかな?と思って家を出ました。すると,どんどん明るくなっていきます。このような日の出のすぐ前の空が薄明るい時のことを薄明(はくめい)と言います。日の入りのすぐ後の薄暗い時も同じです。英語でいうと、
トワイライト(twilight)です。
 常用薄明(電気をつけないで活動できる明るさ)は,日の出前約30分(日の入り後30分)ですので,午前6時32分には,かなり明るくなっているということです。日の出時刻は分かっていて十分間に合うのですが,東の空が明るくなると気持ちが焦ってきます。
 

 

 白髭神社につくと,まだ誰も来ていませんでした。皆さん,日の出の時刻を調べていて,間に合うように来るようです。カメラを出して,三脚にセットしました。
太陽が出る場所は,あの右の高い高圧鉄塔のちょっと左の方です。

 

 少しずつ皆さんも集まってきました。いつも家族で初日の出を見に来ている甲部の6年生に,今年もお会いすることができました。そして今年は,お囃子体験教室でいつもお世話になっている住吉 晴さんにもお会できました。晴さんは毎朝,宿の水車がゴミで回らなくならないように,水路のゴミさらいをしてくださっています。今日はその仕事の前にいらっしゃったようです。 
 

 さあ地平線近くの雲が黄金色に輝いてきました。昨年は雲はなかったのですが,すこし「もや」がかかっていました。カラスも日の出を見に来たのかな?

 
 「もや」がかかっていない分,空気が澄んでいて,強烈な朝日です。
                        (太陽の明かりに引っ張られて,まわりは暗くなってしまいました・・・)
 
 

 今年は昨年と違って,低い所に雲があり,それがとてもきれいでした。空気が澄んでいる分,光が強烈で丸い太陽は撮れませんでした。
 
 その一年で最初のお日さまに,今年も白沢小学校の児童の皆さんの健康と安全,そして地域の皆様と学校の繁栄と安全をお祈りしました。

 初日の出を浴びて,赤く輝く白沢小学校がとてもきれいでした。今年も子どもたちをやさしく見守ってくださいね。

 
 今年もよろしくお願いいたします。

2学期前半が終了しました

いよいよ明日から冬休みです!

 平成26年,2014年もあと6日となりました。子どもたちは生活に学習にがんばり,みんな元気に成長した年でした。皆様方にとって今年はどんな1年でしたか?
 今日は2学期前半が終了する日です。明日から来年1月7日(水)まで13日間の冬休みに入るので,その前に体育館で朝会を行いました。子どもたちには,「今年をふり返りましょう」というお話をしました。 ふり返るというと,反省するというイメージがあり,間違ったり失敗してしまったりというマイナスな面が
注目されがちですが,良かったところにも目を向けることが大切だと思います。こうした振り返りをする
ということは,私たち自身の思考を強化し,学習や心の成長を促進するという効果があるそうです。
 例えば旅行には3回の楽しみがあると言われています。一つは計画の楽しみ,一つは旅行中の楽しみ,そしてもう一つは,旅行後の「振り返り」の楽しみです。ここの景色がきれいだったとか,ここの道は接続が良かったとか,またここには行けなかったので次の機会には,こうして行ってみようとか,楽し
かった体験から将来の展望を立てられる,あるいは希望をもつことができればいいなあと思いました。
 1年の計は元旦に有り。来年のめあてを立てるために,今年のふりかえりを年末の一家団欒で,そんなお話しをしてくださるとうれしいです。
 

  

 次に児童指導主任の細越先生から,冬休みの過ごし方についてお話がありました。みんなで大きな声でキーワードを言いましたね。復習しましょう。
  1. 早寝・早起き・朝ごはん ⇒ 規則正しい生活をしましょう!
  2. 交通安全 ⇒ 特に自転車の乗り方については注意しましょう!
  3. 不審者に注意 ⇒ 知らない人について行かない,知らない人の車に乗らない。
                                        何かあったら大声で助けを求める!
 

以上のことに気をつけて,楽しく,有意義な冬休みにしてください。


 来年の学校の始まりは1月8日(水)です。
 
 また元気にお会いしましょう。

全市一斉土曜授業&PTA餅つき体験

みんなで,おもちをつきました♪

 宇都宮市内で一斉に土曜授業が行われました。本校ではその3校時に恒例のPTA餅つき体験が
行われました。
 餅つき体験は,本校が推進している食農体験の一環として実施しており,サツマイモの苗植えから
収穫と共に,大切な行事です。そのうち5年生は田植えから稲刈りまで,住吉さんや木村さんなど地域の方々の協力で実施しておりますが,今回はその終着点,すなわち「加工して口に入れるまで」の一番
おいしいところです。 とはいえ,準備には前日からPTA役員や学年委員の皆様方,そして地域コーディネーターの皆様方にご協力をいただき,当日の本番に漕ぎ着けております。本格的な臼と杵による
餅つきも,皆様方の協力のおかげだと感謝いたしております。また男性の方々の参加もあり,たいへん
助かりました。

 今年も地域のボランティアの皆様,ありがとうございました。朝早くから準備ごくろうさまです。今朝の
気温は低かったですが,風がなく,日差しがあるので,だんだん暖かくなり,絶好の餅つき日和となり
ました。

  
 3時間目が始まりました。さあ,お待ちかねの餅つきタイムです。実はこのタイミングに合わせて,お米を蒸かし上げるのが難しいのです。
 1年生 2年生
  
 3年生 4年生
  

 5年生

 6年生
  
 そして臼井先生と田中先生も・・・ 
  
 (この2枚は4年生児童が撮ったものです。ナイスショットですねぇ・・・汗 )
 この後,子どもたちは教室に入り,おいしくお餅をいただきました。お代わり続出で,ほとんどの教室
では完食だったそうです。
  

 自分たちでついたお餅だよ。お味はいかが?ゆっくり味わって食べてね!

 その間,保護者の皆様方には後片付けをして待っていただきましたが,このタイミングで,
校内放送が・・・
 学校だより「くすのき」11月号で予告した,レディオベリ―で放送された番組の録音を,再度お餅を
いただいている子どもたちと,当日聞き漏らされた保護者の皆様方にために,放送しました。放送では1番のみでしたので,今日は全力で歌った6年生の校歌を2番まで,別に放送いたしました。
 アナウンサーはこの方・・・

 
  事務の池田あすか先生でした。

 去年は,下校の児童とお帰りの自動車が錯綜してしまい,少々危険を感じましたので,今年は子どもたちが下校を完了するまで,出車をお待ちいただきました。ご協力ありがとうございました。おかげで
安全に下校することができました。保護者の皆様方のご協力に感謝いたします。

 最後に本日,お手伝いいただいた地域ボランティア,コーディネーターの皆様方です。いつもありがとうございます。またよろしくお願いいたします!

  
 今年も良い天気の下,保護者の皆様,そして地域の皆様のご協力で,無事に,そして充実した土曜
公開授業になりました。
 改めまして皆様方に御礼申し上げます。

河田由里子先生が着任されました

今日からよろしくお願いします!

 2校時の業間の休み時間に,体育館で新任式が行われました。
 河田由里子(かわた ゆりこ)先生が本校に着任され,主に2年生に付いて生活や学習の支援を
担当いたします。
 河田先生は,本校に勤務される以前にも小学校での勤務の経験がある先生です。
 これからよろしくお願いいたします。
 

  

地域協議会まんじゅうづくり教室

地域協議会 親子ふれあい活動

 白沢小学校地域協議会主催の親子ふれあい活動は,昨年好評につき今年も西下ヶ橋の宇都宮市
河内農村体験交流館で,「まんじゅうつくり教室」が行われました。講師も昨年度に引き続き,東下ヶ橋の櫻井則子さんに来ていただき,協議会会員13名と,参加者16組42名の合計55名の皆様方と実施することができました。
 今日は朝からあいにくの雨です。すなわち湿度が高いので,混ぜ合わせるタレは少なめがいい
ようです。                                                              レシピはこちら(昨年の記事から)

  
 先生の説明を聞いてから,作業はじめ!
 先ずは粉を振るってタンサンと混ぜます。打ち粉を使ってしまわないようにね。
  
 タレを混ぜた生地を約30分寝かせたら,打ち粉を打って生地を丸めます。
  

 包丁で8等分して,それにあんこを包みます。

  
 さあ,それでは各テーブルで丸めていきましょう。慎重にね!
  
  
  
  
 丸め終わったら,蒸かします。ゆっくり気をつけて運んでね。
  
 蒸し器で蒸します。一度に32個を蒸すことができます。
   
 約10分で蒸し上がりました。さあ,みんなで扇ぎましょう!
  
 今年もおいしくできました。
  

 そして今年も,櫻井先生が漬けてくれたお漬物と甘いまんじゅうをいただきました。いつもありがとう
ございます。。

 今年も大変おいしくいただきました。地域の伝統食である小麦まんじゅうをこれからは皆様方がつくり,この伝統文化を守り,引き継いでいってほしいと思います。
 最後になりましたが,改めまして櫻井先生,そして地域協議会の皆様方,大変お世話になり,
ありがとうございました。 
 

お弁当の日

みんなで楽しく食べました!

 食事について親子で共に考え,子どもたちの食への関心を高め,そして感謝の心を育む機会として,平成20年度より本市の全・小中学校で始まりました。実施の日は,各地域学校園で異なりますが,ここ古里地域学校園では,10月1日(水)に続いて,古里中学校と岡本北小学校と合同で行いました。
 お弁当の日は,決してお弁当コンクールではありません。本来は子どもたちだけの手で作り,食べて,後片付けをするものです。しかし低学年では,その全てを一人で行うことはできません。そこで学年ごとの目標が下のようにまとまっています。

学年別のねらい

 学 年 ね      ら       い 
 小学校
1~2年生
 家族と一緒に献立を考え,買い物に行くことを通して,食材について関心をもてるようにすると共に,家族への感謝の気持ちを育てる。 
 小学校
3~4年生
 家族と一緒に献立を考え食材を購入することを通して,食事について関心をもてるようにするとともに,家族への感謝の気持ちを育てる。
 小学校
5~6年生
 家族と一緒にバランスのよい献立を考え,食材を購入したり,一緒に作ったりすることを通して,家族にかかわる人への感謝の気持ちを育てる。
 中学校
1~3年生
 自分の身体を考えて,栄養バランスや調理方法を工夫し,自分で作ろうとする。
 
 今朝はみんなとてもうれしそうです。登校中にもお弁当が入っているバックを見せてくれたりします。お昼の時間がいつも以上に待ち遠しいようです。

 
 さあ,待ちに待ったお弁当の時間がやってきました。全てのクラスに見せてもらいに行きました。
  
 1年1組 1年2組
  
 2年1組2年2組 
  
 3年生はランチルームで会食です。
  
 4年1組4年2組 
  
 5年1組 
  
 6年1組6年2組 

 下の階で時間を取りすぎました(汗)  上の階の高学年生ではすでに食べ終わっていた人も
いました・・・。

   
 改めまして保護者の皆様,準備から当日の作業まで,お世話になりました。学年に沿ったお手伝いはできたでしょうか?これをきっかけに,これからもお手伝いを通して,様々な体験をさせて欲しいと思います。
 ご協力,ありがとうございました。

料理クラブでラーメンをつくりました

地産地消 鮎ラーメンを作って食べました♥

 江戸時代の書物に,『奥州道中宿村大概帳(おうしゅうどうちゅう しゅくそん だいがいちょう)』というものがあります。この書物は,天保14年(1843年)に江戸幕府が,各宿場のことを調べたもので,各宿場の人口や戸数,本陣,旅籠の数,道路の広さや橋,寺社,地域の産業,特産品など,宿場の様子が詳しく書かれており,道中奉行所が使用したものと考えられています。
 それには,「白沢宿は家数71軒,うち本陣1軒,脇本陣1軒,旅籠13軒,人口369人である。白沢宿本陣は宇加地家,脇本陣は福田家が拝命していた。白沢宿の名物として鬼怒川の鮎と白沢の牛蒡(ごぼう)である。」と書かれています。
 白沢小の子どもたちは,総合的な学習や社会で,昔の白沢の様子を学習しています。食育の観点からも,昔の白沢の名物を知ってもらえればと常々思っていました。そんな話をしていましたら,昔からのお付き合いで栃木の地産地消を追及している宇都宮市内のラーメン屋さん「らぁめん厨房 どる屋」のご主人 落合泰知さんから,そういうことなら,ぜひ白沢小学校で鮎ラーメンを食べさせたいというお話をいただきました。
 江戸時代,鬼怒の清流に育まれた名物の鮎を食べて感動した,旅人の気持ちを,今の子どもたちが大好きなラーメンで味わえることができることになったわけです。そもそも鮎のラーメンなんて,皆さんも食べたことがないと思いますが,落合さんは栃木の様々な食材を使って,おいしいラーメンを作っています。
 そんな願いが通じて,料理クラブに来てくださいました。

 とちぎの食材でラーメンをつくろう
 今日の料理に使う鮎です。今年の鮎の季節はもう終わりです。
 
 45分間で鮎のスープをつくることはできないので,実はお昼前から家庭科室に来ていただき,準備を進めていただいていました。歴史の話,そして鮎の話をした後,今日の調理法の説明をします。
  
 「まず,皆さんには,鮎をさばいてもらいます。その後,フライパンで軽く火を通してから,スープを
作っている寸胴鍋に入れてもらいます」 ふむふむ・・・
 みんな真剣に聞いています。    ちなみに黒板に貼ってあるのは,珍しい「鮎のぼり」です。おもしろいですね!
 
 では,鮎のさばき方の実演です。はさみを使って頭を切り落とし,そこから腹にかけてはさみを入れ,内臓を指で取り出します。
 みんなできる・・・? 見ている私の方が心配になってきました。
  
 さあ,みなさん,では始めましょう! さあ,どうぞ!!
 えっ! あぁ すごい。 手際がいいです!
  
 ためらいがほとんどありません。 みんな,やったことあるの??
  

 落合さんも以前に何校かこのような指導をしたことがあるそうですが,手際が良くておどろいたとのことでした。そして普通「気持ち悪い・・・」なんていう言葉が必ず出るそうですが,そういう言葉がなかったことは,素晴らしいとおっしゃってました。
 魚をさばいてみて,どうですか?と聞いたら,「普段のお母さんの苦労が分かりました。」という発言。   感心しました。

 
 次にフライパンで焼いてから,スープに入れます。
  
  ここをこうして・・・
 次に持参したマイどんぶりにスープを注ぎます。うわー でっかい鍋!
  
 麺を振りザルに入れてゆでて,さっさっをお湯を切り,そうっとどんぶりへ。
  
 麺をどんぶりに入れたらスープをなじませ,麺を整え・・・
                              
  最後に具を乗せて・・・
  
 ジャ~ン!! 完成です。美味そう・・・
 
 さあ,麺が伸びてしまいますので,できた人から召し上がれ!
 味はどうですか?
  
  

 魚の味,だめかも?という人がいたようですが,大丈夫だったというか,美味しくみんな完食しました。 中には,お代わりをした人も。
 持久走大会の後だから,さらにおいしく食べられたようです。

 最後は,後片付けです。最後までしっかりとやりましょう。

  

 ちょっと型破りな料理クラブの活動だったと思いますが,プロの料理人から直接教われる機会は,貴重な体験だったのではないでしょうか。そして昔の白沢の名物をこういう形で知ることができたのも面白
かったのではないかと思います。
 「歌は世につれ,世は歌につれ」という言葉がありますが,名物であるよい食材は世に連れてずっと
残っていくものです。よい伝統文化を継承しながら,新たな世界を切り拓いていってほしいものです。


 落合さん,そして関係者の皆様方,本日は白沢小学校の子どもたちのためにお忙しい中,おいで
いただき誠にありがとうございました。
 また機会がありましたら,よろしくお願い申しあげます。

野田陽佑先生が着任されました

今日からよろしくお願いします!

 2校時の業間の休み時間に体育館で新任式が行われました。
 野田陽佑(のだ ようすけ)先生が本校に着任され,3年生から5年生までの算数の少人数指導と,
6年生の理科を担当いたします。
 野田先生は本校に勤務される以前にも小学校や幼稚園での勤務がある,経験豊かな先生です。
 これからよろしくお願いいたします。
 

  

1学期終業式

1年の折り返し地点となりました

 平成26年度の学校生活の折り返し地点となる今日,終業式を迎えました。2年生から6年生は,
4月8日の始業式から103日間,1年生は4月10日の入学式から101日間,毎日の生活や学習に
取り組みながら,ふれあい運動会や校内水泳大会そして遠足など,様々な学校行事にも元気に参加することができました。今日も全児童がそろって終業式を迎えることができました。これも保護者や
地域の皆様方のご支援・ご協力の賜物と深く感謝いたしております。


 終業式では,まず1・3・5年生の代表児童が,1学期の振り返りと2学期に向けての抱負を発表しま
した。3名の児童は,落ち着いて大きな声で,はっきりと分かりやすく自分の考えを述べることができ
ました。また全校児童も真剣な態度で聞くことができ,振り返りと今後のめあてづくりに,とても参考
になったようです。

   
 
 3名の素晴らしい発表の余韻を受けて,その後全校児童には,一斉に1学期の振り返りをしてもらいました。全員座って静かな気持ちで目をつぶり,1学期にあったいろいろなこと,楽しかったこと,がんばったこと,くやしかったこと,残念だったこと・・・ 全員が静かにうなずいたり,ゆっくり体を揺らしたりして,その時のことを思い出していたようです。
 

 振り返りは反省するだけではなく,成功したり,良い結果が出たときのイメージを心に焼き付け,その時の快いエネルギーをこれからのやる気に結びつけることが大切です。生活でも学習でも自信を持って前に進めるよう,秋休みにはご家庭でも振り返りをお願いします。


 2学期が始まるのは,10月16日(木)です。5日間のお休みですが,規則正しいせいかつを心掛け,またみんな一緒に,元気な2学期のスタートを切りましょう。

おにぎりの日

みんなのおにぎり,おいしそう!

 食育という言葉が広く聞かれるようになって久しいのですが,皆さんはいつ頃からこの言葉を聞くようになりましたか?
 

 私は,自分が小学校から中学校にかけての昭和40~50年代には,先生や周囲の大人から聞いた
記憶はありません。昭和一桁生まれの父母も,戦前には聞いたことはないと言っています。
 

 文献で調べてみると,実は明治時代の書物の中に登場しているようです。内容は食物についての
知識を深め,良い食物を与えることによって,子どもの心身を育む重要性を説いています。国民全て
の栄養状態が現在ほどの水準ではない時代,また日清戦争が終わり,日露戦争を控えた富国強兵
の時代,子どもの滋養には国家の行く末がかかっていたのだと思います。
 しかしこの知育・徳育・体育を支える基盤としての「食育」という言葉は,一般には定着しなかったよう
です。それは,国立国会図書館で所蔵する大正から昭和期出版の国語辞典28点に「食育」という文字や記載がなかったと,国立国会図書館発行の「調査と情報」 第457号(2004.10.29)に記述されて
います。
 

 私が初めて「食育」という言葉を耳にしたのは,教職に就いた数年後の昭和58年頃と記憶しています。先輩の教員が,「食育は,知・徳・体の基本を支えるものであり,これは古く戦前からある考え方
なのだ」と教えてくださいました。
 

 文献によると1980年代(昭和50年代中頃)に入ると,食に関心のある人々や関係者が,この言葉を使用することが増え,平成5年に当時厚生省の監修で「食育時代の食を考える」という書物が出版されたそうです。(前出の「調査と情報 475号」より)
 そして平成12~13年にかけてのBSE(狂牛病)問題を契機に,食品安全にも関連する政府の課題として位置付けられ,平成17年に食育基本法が制定されました。
 

 子どもたちをはじめ,すべての国民が心身の健康を確保し,生涯にわたって生き生きと暮らすことが
できるようにするためには,何よりも「食」が重要です。
ところが近年,国民の食生活をめぐる環境が大きく変化し,その影響が顕在化しています。例えば、
栄養の偏り,不規則な食事,肥満や生活習慣病の増加,食の海外への依存,伝統的な食文化の
危機,食の安全等,様々な問題が生じています。
 このような問題を解決するキーワードが「食育」です。食育基本法では,「食育を,生きる上での基本
であって,知育,徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに,様々な経験を通じて「食」
に関する知識と「食」を選択する力を習得し,健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育
を推進することが求められている」
としています。(内閣府のHPより転載)


 本市でも,子どもたちが生涯にわたり,心身共に健康な生活を送ることができるよう,学校・家庭・
地域・企業が連携した食育を推進しています。その一環として,学校での食育に加え,食事について
親子で共に考える機会として,学校と家庭が一体となって取り組む「お弁当の日」を平成20年度から
宇都宮市立の全小・中学校で実施しています。「お弁当の日」の実施を通して,子どもたちの食への
関心を高めるとともに,感謝の心を育んでいきたいと考えております。
                                  

(宇都宮市のHPより)
 そのようなことで今回のおにぎりの日は,古里地域学校園(古里中・岡本北小・白沢小)で共通して,11月28日(金)のお弁当の日に先立ち,周知と練習のため,実施しました。
 当日の朝,登校後に自分の机の上に,おにぎりが乗っている子が多いとのこと。自分で握ってきたり,
お家の人と計画して作ってきたので,うれしくて担任に見せたいのだそうです。なので,この日の給食
は,いつもにも増して待ち遠しい様子でした。
 
 
   
 みんなでたいへんおいしく,そしてたいへん楽しくいただきました。
 次回のお弁当の日(11月28日 金曜日)も楽しみですね。
 ご家庭でのご協力,ありがとうございました。

児童集会「白沢ビンゴ」

白沢ビンゴゲームをしました

 2校時の業間の休み時間に,集会委員会の子どもたちの運営よる児童集会がありました。「白沢ビンゴ」ゲームといいます。ビンゴゲームの一種の様なのですが,さてどんなゲームなのでしょう?さっそく見てみましょう!


 今日は6年生の班長さんが先頭になり,縦割り班で集合しました。プロジェクターがあるぞ。なにかの映像が出てきそうですね。 
 

  
 はじめの言葉,そしてルール説明も集会委員会の子どもたちだけで進めていきます。
  
 
 ルールは,班長さんが持っているシートに25個のマス目が書かれています。そのマス目に決められた25個の言葉を,ランダムに記入していきます。25個の言葉は,学校のある場所だったり,先生の名前だったりします。全ての班長さんは,この出来上がったシートを持っています。
 次に,正面の画面に,この言葉についての25個の写真が出てきます。この写真の言葉とシートの
言葉を照らし合わせ,あとはビンゴゲームと同じに進めていきます。
   
  さあ,それでは,スタート!! 
  

 この写真は何でしょう? え,どこ? 写真で見ると,普段見ている風景とちょっと違って見えますね。  あっ,職員室だ!!

  
  
 あっという間に,楽しい時間は過ぎて行ってしまいました。
 

 集会委員の皆さん,ありがとうございました。とってもスムーズに進行でき  ました。全校で楽しい
集会となりました。
    

 児童集会での集会委員の児童は,企画から進行,セリフ,話し方,動き,役割分担など,担当の先生と一緒に準備を進めています。1学期最後の集会でしたが,みんなとても上手になってきましたよ。
自信を持ってこれからも楽しい企画をお願いします。


 集会委員会の皆さん,ごくろうさまでした。
 

校内水泳大会

夏休みに練習した成果がでました

 夏休みが終わり,5日が過ぎました。長い休み明けで,少々疲れ気味かな?という感じがありましたが,今日の様子を見ると「さすが白沢っ子!」と思える活躍ぶりでした。
 今日は3年生から6年生までは,2・3・4校時で校内水泳大会を実施しました。1・2年生は,泳力の
個人差が大きいので,7月中に学校のプールで行いました。なので今日はお留守番です。でも業間の休み時間には,校庭ひとりじめですね。校庭で体育をしている2年生が「いってらっしゃい!」と声をかけてくれました。【ドリームプールには先ほどの2年生が見学に行った時のお礼が掲示されていました】
 

  
 校内水泳大会といっても,会場は河内総合運動公園ドリームプールです。本校から歩いて5分という
ことは,大学の構内並みの便利さです。
 プールに到着してから,開館まで諸注意と準備体操を行いました。
  
  
 大会は,1組最大6人で泳ぎ,そのタイムを記録します。途中で足をついてしまっても,歩いてしまって
もOKです。とにかく25mがんばってください。一度練習をしてから,5年・3年・4年・6年に順に競技を行いました。
 プールの方々も,コースロープや旗(背泳の人にゴールまであと5mだと知らせる旗)を張ってくださり,
本格的な競技会仕様となりました。
 子どもたちの緊張感は高まります。しかしこれが,とてもいい経験になるのだと思います。
  
  

 そして泳ぎ終わった後の解放感・成就感に満ちてプールサイドに帰ってくる笑顔と喜びの言葉は,迎え
る側でもなんとも清々しい気持ちになります。
 「練習の時にはできなかったけど,今日初めて25m泳げた! だから,自由  時間の時に,もう一度
25m泳ぎたい!」
 「言われた通り,少し我慢して泳いだら,25m泳げたよ!」
 「一生懸命泳いだら,あっという間に着いちゃった。なんかすごく早かった!」
 「一度も足を着かないで泳げたの。すごく気持ちいい~!」
 「スタートするときは,すごく緊張したけど,今はもう大丈夫。なんか自分自身  がすごい感じがする」
 と,きらきらした笑顔で,お話しをしてくれます。担任の先生方は,みんな役割についているので,その第一声を聞くことができるのは私だけの役得です。
本当に白沢っ子たちは,純粋でいい子だなあと改めて実感しました。


 競技が全て終了して,あと20分余裕の時間がありました。プール側のご協力もいただき,自由時間となりました。夏休みの間,友だち同士でプールに来た人たちもいたでしょうが,クラスの友だち全員と入ることができる機会は,そうないことでしょう。子どもたちの歓声が館内いっぱいに広がります。

 
 楽しい時間は,あっという間に過ぎてしまいます。いよいよ学校へ帰る時間です。着替えも自分だけの力でさっと済ませることができました。最後に,プールと職員の方々にお礼を言って,学校に向かいま
した。 
     さあ!もう一息,学校ではおいしい給食が待っているよ。
 

 ドリームプールの職員の皆様,本日は大変お世話になりました。地域にある素晴らしい施設ですので,これからも本校の教育課程の大きな特色として,利用させていただきたく思います。
 また,最後になりましたが,ドリープールまで応援に来てくださった,たくさんの保護者の皆様方に感謝申し上げます。これからも本校は開かれた学校として,様々な教育活動を展開してまいりますので,
どうかご理解とご協力をお願いいたします。