日々の様子

5年生が稲刈りをしました。

9月24日(金)
 5年生は、総合的な学習の時間の単元「日本のすてき発見!米作り」の一環で、お米作りをしています。5月に「田植え」をしてから今日まで、子供たちは一人一人が学習課題をもって米作りの歴史やそれにまつわる様々な問題、日本の伝統的な食文化等について、探究学習をしてきました。
 9月、総合の学習もお米も「実る」時期です。「田植え」同様に、農業ボランティアの古橋さん、関根さん、阿部さんのご協力のもと、「稲刈り」をしました。

【まずは、古橋さんから】
 子供たちも私たち教職員も持参した「軍手」ですが、古橋さんから「軍手は取ってください。」と意外な指示。理由は、軍手をしている安心感と油断で、手を切ることが多い。軍手をぜずに、慎重に気を張りながら道具(鎌)を使うことを教えていただきました。なるほど!


【稲刈り用の鎌で、いざ!】

群を抜いて手際のよい2名。家でも手伝っているそうです。 
 
【続いて、脱穀】
 昔の人々の知恵、「干歯こき」です。刈った稲穂を、櫛(くし)状の歯に挟み、引いて籾を落とす仕組みです。よく考えられています。


こちらは、「足踏み式の脱穀機」。これも、上手くできています。先人の知恵の踏襲です。


子供たちは、稲を刈っては脱穀、刈っては脱穀…を繰り返すこと30分。楽しい作業ですが、暑い中、なかなかはかどりません。
そこに・・・

【コンバイン登場!】

関根さんの操作する「コンバイン」が登場。子供たちが、せっせと繰り返していた「稲刈りからの脱穀」をたやすく、あっという間にこなしてしまいました。
こちらは、便利になった農機具・農業機械の一つですね。

【最後は、みんなで記念撮影】


 農業ボランティアのみなさん、コンバインも一緒に、稲を刈り取った田んぼをバックに「はい、チーズ!」・・・「はい、ライス!」がよかったかな(笑)

 子供たちは、わずかながら落ちている小さな稲穂や籾を拾い集め、学校に持ち帰っていました。道々、落ちている栗やバッタも一緒にお土産です。

 ボランティアの皆さんと秋の収穫に感謝し、総合的な学習の時間の学びをさらに深めてほしいと思います。収穫したお米の行く末は、また後日ご報告します。