日々の様子

冒険活動教室に行ってきました。

 1月14日(金)~15日(土)の1泊2日で、5年生18名が冒険活動教室に行ってきました。

 場所は、篠井地区にある「うつのみや平成記念子どものもり公園 宇都宮市冒険活動センター」です。

 この活動は、宇都宮市の小学校5年生が対象となり、次の三つのねらいに基づいて、学校ではできない体験をするものです。

(1)豊かな自然とふれ合おう。

(2)仲間と協力し助け合うことのすばらしさを知ろう。

(3)自然の中でたくましく活動しよう。

 

2日間の子どもたちの様子を少しご紹介します。

【1日目 午前中】子どものもり探検ゲーム

 班ごとに園内にある問題(課題)を解き、正答数と所要時間を競います。この活動をとおして、園内の様子や様々な自然について知ることができました。

 

【1日目 午後】イニシアティブゲーム

 こちらも班ごとに、班員の知恵を集結して、ジャイアントシーソー、蜘蛛の巣、モホークをウォーク等の様々な課題に挑戦します。これらの課題をクリアするには、意欲や粘り強さ、思いやり等のいわゆる「非認知能力」と言われるものが必要です。

 

【夕食】レストランにて

 コロナ対策での静かな食事ですが、メニューは子どもたちの大好きなものばかり・・・「若鳥の唐揚げ・白身魚フライ・スパゲティ・ポテトフライ・生野菜サラダ・ヨーグルト」等、昼間の活動量も多かったこともあり、みんなきれいに食べていました。

 

【食事のあとの星空観察会】

 理科の学習と関連させ星空観察をしました。一人一つずつ星座早見表を活用し、オリオン座や北斗七星、カシオペア座などを探します。冬の澄んだ空気の中、人工的な光のない環境で観る星の輝きに感動です。

【班長会議】

 一日の活動は、「やりっぱなし」ではありません。班長が集まり、各活動や生活の仕方などの反省点や成果などを出し合い、翌日の活動につなげます。

 

【2日目 午前中】杉板焼き

 「火おこし」からの挑戦です。今は、スイッチ一つで火がついたり、温まったりと便利な時代です。昔の人の暮らしの工夫や苦労を体感できたでしょう。

 各々が杉板を焼き、炭を落とし、絵付けし、自分の部屋のプレートや表札などに仕上げました。

 

【2日目 午後】ウォールクライミング

 アリーナに設置されたほぼ垂直の壁のぼりに挑戦です。足をかけるところ、手を伸ばす場所など、試行錯誤し、怖さと向き合いながら、全員クリアすることができました。数人の子どもたちの涙の訳は、「怖さ」の入り混じった達成感。学校の生活では味わう頃のできない体験でした。

 

当初の三つのねらいを十分に達成できた2日間でした。

明日からの学校生活に生かし、4月からは最上級生!よろしくお願いしますね。